シラバス情報

科目名
情報処理入門Ⅰ o
授業コード
32015
担当者名
森脇 奈緒美
副題
WordとPowerPointの基礎(PC入門)
科目ナンバリング
単位数
2単位
配当年次
1年
開講学期
2022年度後期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)、高校一種(公民)、高校一種(商業)

授業内容
「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」は、コンピュータ演習授業の基礎として位置づけられ、「情報処理入門Ⅰ」と「情報処理入門Ⅱ」を履修することにより、ITスキルの基礎を作り上げます。
授業冒頭に、前回課題の解説を行い、復習をします。次に、今回の授業内容を解説、操作実習をし、演習課題を行う構成です。
【Word】レポート・論文、ちらし、ビジネス文書を作成できるスキルを身につけます。確認テストを1回実施し、各スキルの習熟度を確認します。
【PowerPoint】ゼミ・発表会などで必要な、基本的かつ効果的なプレゼンテーションを作成できるスキルを身につけます。プレゼンテーション課題の作成演習で習熟度を確認します。
また、タイピングスキルの向上、ファイル管理、メール、情報モラルとセキュリティについての知識も身につけます。 
毎回の演習課題は、期限内に提出し、次回解説をします。さまざまな演習課題に挑戦することにより、スキルを確実なものとします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
レポート・ちらし・論文を作成する際に使用するWordの初級から中級レベルまでと、プレゼンテーション資料を作成する際に使用するPowerPointの基礎を学びます。さまざまなシーンを想定して、どのようなときにどの機能を使用するのか、適切に、効率良く使用できるスキルを身につけます。
【到達目標】
1.Wordを使って、レポートの作成・編集ができる
2.Wordを使って、表や図の入ったちらし・ビジネス文書を作成できる
3.PowerPointを使って効果的なプレゼンテーション資料を作成できる
【身につく力】
「情報リテラシー」 ITを活用するスキルが身につきます。
授業計画
この授業は、毎回パソコンを使って操作実習を行います。
2022年度(令和4年)の新入生と2021年度生は、必携ノートパソコン(大学用初期設定完了済PC)を使用して実習をしますので、各自持参してください。

第1回 ガイダンス、HUE NAVIシステムの利用(授業資料・課題提出)、Windows10の基本操作、タイピング
第2回 MS-IME(日本語入力の効率的な変換と機能)、ファイル管理
第3回 レポート文書作成(基本的な文書作成)、メールの利用
第4回 図・SmartArtの挿入
第5回 表・図表番号の挿入、印刷設定 
第6回 長文機能(スタイル、目次、脚注)
第7回 校閲機能(文章校正、表記ゆれチェック、置換、コメント)、レポート文書作成演習
第8回 ちらし文書作成(表現力をアップする機能 ページ罫線、ワードアート、段組み、タブ)
第9回 Word復習演習
第10回 総合演習(確認テスト・・・Word、タイピング、情報モラルとセキュリティ)
第11回 ビジネス文書作成(あいさつ文、オートフォーマット)、WordとExcelの連携
第12回 プレゼンテーションの作成、オブジェクトの挿入
第13回 特殊効果の設定 印刷、スライドショー
第14回 他アプリケーションの利用、スライドマスタ(ヘッダーとフッター)
第15回 PowerPoint総合演習(プレゼンテーション課題の作成演習)

※上記の通り計画していますが、学習状況により一部内容を入れ替えたり、省略する場合もあります。
※必携ノートパソコンの初期設定に関する質問は、情報センターを利用してください。 
関連科目
パソコン利用の基礎から実習しますので、初めに履修しておくことが望ましく、次のステップとして 「情報処理入門Ⅱ(Excelの基礎(PC入門))」を履修することをお薦めします。
準備学習等の指示
事前にテキストを読み、予習してから授業に臨みましょう。
講義内容の理解を深めるために、毎回課題を課します。必ず、期限内に提出をしてください。
やむを得ず授業を欠席した場合は、次回の授業までに各自でテキスト・授業資料を確認しながら課題に取り組み、提出期限までに提出してください。 
【授業準備の目安】
⇒予習30分(HUE NAVIの授業資料で次回の授業内容を確認し、テキストや資料を読む)
⇒復習60分(演習問題を操作し、講義内容の理解を深める)
教科書
「情報リテラシー(Windows10 Office2019対応)」 FOM出版 販売価格:2,200円(税込)
※情報処理入門Ⅰ・Ⅱは、同じテキストとなります。
参考文献
「よくわかる Microsoft Word 2019 基礎」 FOM出版
「よくわかる Microsoft Word 2019 応用」 FOM出版
「よくわかる Microsoft PowerPoint 2019 基礎」 FOM出版
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
受講態度、毎回の課題提出状況および各総合演習(確認テスト、作成課題)を総合して評価します。
Wordテスト・・・40%
タイピングテスト・・・10%
情報モラル・セキュリティテスト・・・10%
プレゼンテーション課題・・・20%
受講態度と課題提出・・・20%
実務経験と授業との関連
備考
遅刻をすると作業に遅れを取り、操作実習に支障が出ます。遅刻をしないようにしてください。
遅刻、欠席をせず、積極的に取り組んで実習することにより、ITスキルが身につきます。
わからないことがあった場合はそのままにせず、授業後半に行う演習時間に質問、授業時間外は、HUE NAVIのQ&A機能を利用し、疑問点を解決しましょう。