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 教員名 : 柳川 和優 
 | 科目名 スポーツ生理学 授業コード 26028 担当者名 柳川 和優 単位数 2.00単位 配当年次 2年 開講学期 2023年度前期 教職免許種類 授業内容 運動生理学は、運動によってからだにどのような変化が生ずるのか、その現象としくみを研究する学問です。これに対して、スポーツ生理学では、運動生理学の知識を活用することにより、競技者のパフォーマンスを向上させることが大きなテーマとなります。したがって本講では、運動生理学の基礎、ならびにトレーニングによる身体機能の適応について述べます。また、さまざまなスポーツに適した科学的なトレーニングの方法を紹介します。 小テストは採点して返却します。返却時にテスト問題の解説を行います。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連 運動生理学の知識を活用した科学的なトレーニングの方法を理解し、説明することができるようになる。 【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 授業計画 第1回 トレーニングの定義---きたえるとは 第2回 エンジンとしての筋肉---構造と活動のメカニズム 第3回 筋肉と神経---調節とエネルギー補給 第4回 力強さとは---筋組成と速筋線維 第5回 ねばり強さとは---遅筋線維と呼吸・循環系 第6回 前半の小括、小テスト#1 第7回 体温調節---運動と体温等の調節 第8回 体力測定---有効な利用の方法 第9回 力強さをきたえる---ハイ・パワー増大の条件 第10回 力強さを持続させる---ハイ・パワー持続の条件 第11回 ねばり強さをきたえる---ロー・パワー向上の条件 第12回 エネルギーの補給---トレーニングと栄養 第13回 後半の小括、小テスト#2 第14回 スポーツ生理学トピックス---最近話題のトレーニング 第15回 総括 関連科目 スポーツ生理学実験、健康運動プログラム論、スポーツバイオメカニクス 準備学習等の指示 毎回の授業内容に関する予習や復習を心がけてください。わからない用語などは事前に調べてくるとより授業の理解度が高まります。1時間以上は予習、復習に時間をかけましょう。 教科書 毎時間、プリントを配布します。 参考文献 根本 勇『勝ちにいくスポーツ生理学』山海堂、1999年。 宮下充正『トレーニングの科学的基礎 改訂増補版』ブックハウスHD、2002年。 定期試験の実施 定期試験を実施します。 成績評価の方法 定期試験65%、小テスト20%、授業への参加度15%の総合判断で評価します。 実務経験と授業との関連 備考 受講者心得:①私語、②遅刻、③脱帽、④飲食、⑤携帯に関するマナーを守る。 ※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習共通科目 |