シラバス情報

科目名
情報とネットワーク社会 b
授業コード
13010
担当者名
山本 雅昭
副題
情報と現代社会について考える
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
21世紀に入り、インターネットに代表されるデジタルネットワークは社会基盤としての役割を強め、情報コミュニケーションの形態を20世紀から大きく変化させました。 本講義では、情報社会の中でどのような変化が生じているのか、先ず各々の身近にある道具、サービス、考え方の変化から概観しながら、「今起きている変化」の現状と背景について学びます。 そして、この理解の上に、高度情報社会と現代の情報ネットワークの抱える問題や課題について理解を深めます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
高度情報社会と情報ネットワークの実情やさまざまな問題を、社会、生活、経済に重点を置いた視点から理解して、これらを説明できるようになることが目標です。
【身につく力】 「知識・理解」「斬新な発想をする力」「情報リテラシー」
授業計画
第1回 科目ガイダンス
第2回 情報が変えていく社会(1): ネッワークと社会
第3回 情報が変えていく社会(2): 世界的なスマートフォンの普及と生活の変化
第4回 情報が変えていく社会(3): 情報社会の新たな進展
第5回 情報が変えていく社会(4): 情報社会の未来とキーワード
第6回 情報が変えていく社会(5): 日本型ネットワーク社会の形成と進化
第7回 新たなネットワーク社会へ(1): メタバースの現状
第8回 新たなネットワーク社会へ(2): メタバースの技術と課題
第9回 情報社会と法: 個人情報保護、知的財産権、著作権等
第10回 脅威と脅威への備え(1):ネットワーク社会と生活に係わる脅威
第11回 脅威と脅威への備え(2):驚異に対する備え
第12回 移動体通信(1): スマートフォンのネットワーク機能
第13回 移動体通信(2): LTEの技術と進展
第14回 情報社会が抱える問題: デジタルディバイド
第15回 まとめ
関連科目
なし
準備学習等の指示
受講前に高等学校普通教科「情報」で学んだ内容を復習しておいてください。 また、講義毎にトピックが変わりますので、欠席すると次回講義の内容を理解することが難しくなります。 気をつけましょう。 前回授業の内容を復習しておくことが大切です。事前学習をしておけば、授業内容の理解度は格段に上がりますし、授業を楽しめるようになるはずです。シラバスの授業計画に合わせて、40分から60分程度の準備学習をしましょう。 
教科書
教科書は特に指定しません。
各回講義のレジュメや資料等をプリント配布しますと、それを取るために教室内に行列ができてしまいます。コロナ感染対策のために、プリント配布はいたしません。レジュメや資料等はHUEナビ中の「授業資料」中にPDF形式でダウンロードできるようにします。授業前にダウンロードして印刷しておきましょう。
また、この講義では、レジュメや資料等の閲覧用にノートPCを机上に置いて受講しても構いません。ただし、こちらからの指示がない限り、講義中にスマートフォンは出さないでください。
参考文献
平成28年度まで使用していたテキストは下記のものですが、内容が改訂(更新)されず、現状と合わない点が多くあります。図書館にも置いてありますので、参考にしてください。
駒谷, 山川, 中西, 北上, 佐々木, 湯瀬 (2011) 「情報とネットワーク社会」, オーム社.
ISBN978-4-274-21121-8 
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
・授業への参加度:15%
・定期試験:85% 
実務経験と授業との関連
備考
・ 第一回講義時に講義進行や評価等の注意点を説明します。必ず出席してください。
・ 広島経済大学学内定期試験細則に従い「出席回数が総授業回数の 3 分の 2 に満たない場合には、定期試験の受験を認めない場合があります。それを念頭に受講して下さい。