教員名 : 森山 玲子
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科目名
社会保障論Ⅰ
授業コード
21055
担当者名
森山 玲子
副題
将来のくらしを支える仕組み(労働保険・社会福祉・公的扶助)
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
高校一種(公民)
授業内容
現代社会において発生する各種の生活上のリスク(失業、労働災害、貧困など)と、これに対応する社会保障について、理念やその機能、時代と共に移り変わる政策展開などについて学びます。そもそも社会保障制度はなぜ必要なのか、私たちの生活とどのような関わりをもっているのか、考えていきましょう。授業内で3〜4回のレポートを実施し、次回の授業冒頭で解説を行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業では、日本の社会保障制度の中の、労働保険(雇用保険・労働者災害補償保険)、社会福祉(児童福祉・障害者福祉・高齢者福祉)、公的扶助の各制度について学びます。その目的、範囲、運営や現在抱える問題などについて理解し論じられるようになることを目標とします。
【身につく力】「知識・理解」 授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 社会保障の概念 第 3 回 社会保障の概念と現代社会における普及 第 4 回 労働保険(1)雇用保険のしくみ 第 5 回 労働保険(2)雇用保険の現状と問題点 第 6 回 労働保険(3)労働者災害補償保険のしくみ 第 7 回 労働保険(4)労働者災害補償保険の現状と問題点 第 8 回 労働をめぐる経済社会状況 第 9 回 社会福祉(1)児童福祉 第10回 社会福祉(2)障害者福祉、高齢者福祉 第11回 社会福祉(3)社会福祉の問題点 第12回 公的扶助(1)生活保護の原理・原則 第13回 公的扶助(2)生活保護のしくみ 第14回 公的扶助(3)格差と貧困問題 第15回 まとめ 関連科目
社会政策論基礎、社会保障論Ⅱ
準備学習等の指示
社会保障制度は、社会状況に応じて制度が改変されています。新聞・ニュースなどを通じて社会で起こっている出来事に対して敏感になること、さらに自分の考えをもつ習慣を身につけておくことが必要です。受講前には必ず前回の講義内容の復習を約20分以上はしてきてください。
教科書
教科書は使いません。プリントを配布します。
参考文献
椋野美智子・田中耕太郎「はじめての社会保障−福祉を学ぶ人へ 第20版」(有斐閣アルマ)
西村淳編著「入門テキスト 社会保障の基礎 第2版」(東洋経済新報社) 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験70%、レポートおよび授業への参加度30%
実務経験と授業との関連
備考
受講心得:授業中は、私語・携帯電話および音楽プレーヤーの使用、飲食は厳禁。守れない場合は退出してもらいます。
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