シラバス情報

科目名
サービス・マーケティング論
授業コード
22063
担当者名
坂間 十和子
副題
サービス・ビジネスの仕組みを学ぶ
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
 この講義では、私たちの生活に欠かせないサービスがどのような仕掛け・仕組みによってビジネスとして成り立っているのかを学びます。
 サービス・マーケティングに関する基本的な知識から最新の知識までを、企業の事例を交えながら学んでいきます。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
 この講義の目標は以下の四点です。
 ・サービス・マーケティングの知識を身に付けること。
 ・実際に企業はサービスに関わるどのようなマーケティング活動を行っているかを説明できるようになること。
 ・みなさんがサービスに関わるマーケティング活動を行っていける基本的な能力を身に付けること。
 ・論理的な思考力および問題解決力を身に付けること。

【身に付く力】知識・理解、論理的思考力・分析力
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 サービスって何?
第 3 回 サービス経験のマネジメント:なぜスターバックスにいくのか?
第 4 回 サービス品質のマネジメント①:サイゼリヤ(事例分析)
第 5 回 サービス品質のマネジメント②:サイゼリヤ(フィードバック・理論編)
第 6 回 サービス品質のマネジメント③:QBハウス(事例分析)
第 7 回 顧客満足のマネジメント
第 8 回 顧客ロイヤルティのマネジメント①
第 9 回 顧客ロイヤルティのマネジメント②:リピーター続出のテーマ旅
第 10 回 サービス人材のマネジメント:ザ・リッツ・カールトン大阪の感動を呼ぶサービス
第 11 回 小売業のマネジメント:スーパーの新しい形
第 12 回 関係性マーケティング
第 13 回 製品とサービスによって価値をつくる:コモディティ化を打開する製造業
第 14 回 インターネットとマーケティング
第 15 回 まとめ 
関連科目
マーケティング論基礎、マーケティング論
準備学習等の指示
・事前学習:講義資料を読む(30分)。
・事後学習:講義資料を復習する。毎回授業で紹介する参考文献を読み、知識を定着させる(2時間〜3時間)。 
教科書
教科書は指定しません。講義中に適宜参考文献を紹介します。
参考文献
・伊藤宗彦・髙室裕史編著 (2010)『1からのサービス経営』碩学舎、2,400円+税
・近藤 隆雄(2010)『サービス・マーケティング 【第2版】 』生産性出版、2,500円+税
・クリストファー・ラブロック、ローレン・ライト (小宮路雅博監訳、高畑泰、藤井大拙訳)(2002)『サービス・マーケティング原理』 白桃書房、3,900円+税 
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
・定期試験:60%
  出席回数が総講義回数 の 3 分の 2 に満たない場合には、定期試験の受験を認めません。
・レポート:25%
  第一回:10%、第二回:15%
・平常点:15%
  平常点は、「①授業への参加度」 + 「②講義中に行う演習課題の得点」 の合計で評価します。 
実務経験と授業との関連
備考
講義中は以下のことを厳守してください。守られていないと判断した場合は、厳しく注意し、定期試験の受験を認めません。
  ①禁止事項(遅刻、講義中の入退出、私語、スマートフォン・携帯電話の使用)
  ②毎回、学生証を必ず持参すること。
  ③毎回、講義資料と演習課題用シートをHUE NAVIよりダウンロードし、印刷し、講義に持参すること。 

 ※初回の講義で、成績評価や講義のルールについて詳しく説明します。必ず出席してください。