教員名 : 丹羽 啓一
|
科目名
データベース論
授業コード
24051
担当者名
丹羽 啓一
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
高校一種(情報)
授業内容
企業において膨大なデータを管理し、それらを効率よくまた効果的に企業活動に活かすためにデータベースは必要不可欠になっています。本授業では、データベースの仕組みについてわかりやすく解説します。授業の前半では、関係データベースに関する基礎理論、SQL、設計理論について学習し、授業の後半では汎用データベース(Access)を用いた実習をすることによってデータベースの操作方法ならびに活用方法について学びます。
授業で学んだ内容に関する演習問題を解いてもらうか、Accessのクエリを作成してもらいます。演習問題の解答については授業終了時に解説します。クエリについては添削し、返却した上で次の授業時に作成方法について解説します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本講義では、データベースに関する基礎的な理論について理解した上でさらに汎用データベースの一つであるAccessの操作方法と活用方法の習得を目指します。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「情報リテラシー」 授業計画
第 1 回 データベースとは
第 2 回 データベースにおけるデータモデル 第 3 回 関係データベースの基礎 第 4 回 SQLの基礎Ⅰ(SELECT文の使い方) 第 5 回 SQLの基礎Ⅱ(少し複雑な検索の方法) 第 6 回 データベースのデータ処理 第 7 回 関係データベースの設計理論 第 8 回 データベース管理システム 第 9 回 中間演習Ⅰ(SQL) 第10回 NoSQLの概要 第11回 はじめてのAccess 第12回 テーブルの作成 第13回 クエリの作成Ⅰ(SELECT文) 第14回 クエリの作成Ⅱ(テーブルのデータの修正・削除・追加) 第15回 中間演習Ⅱ(Access)とまとめ 関連科目
情報システム論Ⅰ、情報システム論Ⅱ、情報システム演習、データマイニング論、データマイニング演習
準備学習等の指示
授業の最後に次回の授業内容について説明するので、事前に配布資料に目を通し、授業内容について理解しておいてください。受講後は、配布資料に掲載している演習問題を解くことによって授業で学んだ内容について理解度を高めておいてください。約60分程度は予習と復習に時間をかけましょう。
教科書
教科書は用いません。必要に応じて資料を配布します。
参考文献
「初歩のデータベース論」、阿部武彦、木村春彦著、共立出版
「データベース」、西尾 章治郎、植村 俊亮、上林 弥彦共編、オーム社 「今すぐ使えるかんたんAccess2019」、井上香緒里、技術評論社 「令和4-5年度版 ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集(よくわかるマスター)」、富士通エフ・オー・エム株式会社、FOM出版 「リレーショナルデータベース入門 [第3版]」、増永 良文、サイエンス社 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
授業の後半においてAccessの演習を行う関係上、課題の提出状況 (授業の最後に実施する確認問題の提出状況と中間演習の結果) と定期試験の結果に加えて授業への参加度合い含めて総合的に成績評価をします。
定期試験:60% 授業への参加度と確認問題と中間演習の評価:40% 実務経験と授業との関連
備考
「情報処理演習A」、「情報システム論Ⅰ」、「情報システム論Ⅱ」、「データマイニング論」、「データマイニング演習」といった科目と併せて受講してください。
|