シラバス情報

科目名
情報処理演習A
授業コード
24056
担当者名
丹羽 啓一
副題
はじめようVisual Basic
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
本演習は、「コンピュータ入門」や「情報処理基礎」で学んだ情報技術に関する理論的な知識を演習によってさらに深め、基本的なソフトウェア開発能力の習得を目指します。
本演習では、演習時間の約半分を「情報処理基礎」と同じような講義スタイルで学び、残りの約半分の時間を「情報入門演習A」と同じような演習スタイルでソフトの活用方法について学びます。授業中にプログラムを作成してもらいます。作成したプログラムについては次週までに添削し、返却し、次の授業時にそのプログラムの書き方について解説します。  
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本演習では、プログラミング言語としてVisual Basic 2019を採用します。また、本演習で学ぶことは次のような内容になります。1)プログラム言語の仕様、2) プログラムの作成方法、3) プログラミングに必要な基礎的なアルゴリズムの知識、これら三つの内容を理解しましょう。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「斬新な発想をする力」
授業計画
第 1 回 Visual Basicの起動と開発環境の理解
第 2 回 ビジュアル・プログラミングの基本的概念、基本操作、基本的文法の理解
第 3 回 変数(変数の使い方)とInputBox関数を用いたデータの入力
第 4 回 変数(変数の使い方)とMsgBox関数を用いたデータの出力
第 5 回 演算子(演算子の使い方)とInputBox関数とMsgBox関数を用いたデータの入出力
第 6 回 条件分岐I (If…Then制御構造の理解)
第 7 回 条件分岐II (Select Case制御構造の理解)
第 8 回 コントロールの基本的な使い方(RadioButton, CheckBoxコントロール)
第 9 回 メニューとダイアログボックスの使い方
第10回 繰り返し構造I (For…Nextループ)
第11回 繰り返し構造II (Do…ループ)
第12回 配列
第13回 メソッド (SubステートメントとFunctionステートメント)
第14回 タイマー
第15回 総合演習(今までに学んだ内容に関する課題プログラムの作成)
関連科目
コンピュータ入門、情報処理基礎、情報入門演習S、情報入門演習A、情報入門演習B、情報処理演習C、情報処理論A
準備学習等の指示
演習時間に作成する練習問題のプログラムが配布プリントに掲載されているので、演習開始前までにその練習問題のプログラムを作成し、予習しておいてください。演習終了後は、演習中に作成した確認問題のプログラムを繰返し作成し直すことで演習内容の理解を深めておいてください。それゆえ、最低でも予習に60分、復習に60分はかけるようにしましょう。  
教科書
教科書は用いません。必要に応じて資料を配布します。
参考文献
「Visual Basic 2019パーフェクトマスター」、金城俊哉、秀和システム
「3ステップでしっかり学ぶ Visual Basic入門 [改訂2版]」、朝井淳、技術評論社
「かんたん Visual Basic [改訂2版]」、高橋広樹、技術評論社
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業への参加度合いならびに各講の課題プログラム(確認問題)と総合演習の課題プログラムの提出状況による総合評価で判断します。
授業への参加度合いと総合演習を除く課題プログラムの評価:90%
総合演習の課題プログラムの評価:10%
受講態度に問題があると判断した学生については、 成績評価をする際に減点することがあります。
実務経験と授業との関連
備考
受講条件
ビジネス情報学科の入学生:
情報入門演習S、情報入門演習A、情報入門演習Bのいずれかの単位修得者
経済学科、経営学科又はスポーツ経営学科の入学生:
情報処理入門I、情報処理入門IIのいずれかの単位修得者
メディアビジネス学科の入学生:
情報処理入門I又は情報処理入門IIの単位修得者