シラバス情報

科目名
スポーツ栄養学
授業コード
26031
担当者名
野瀬 由佳
副題
スポーツのための栄養と食事
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
生活習慣病の予防・改善,健康維持・増進及びスポーツ競技力を高めるためには,適切な運動・栄養・休養が欠かせない。スポーツ栄養学を理解するためには,運動と栄養,双方の基礎的知識が必須である。この科目では,運動と栄養の関係について,運動生理学,トレーニング科学,スポーツ医学,栄養学の基礎的知識を深め,応用知識や実践技術として,健康増進とスポーツ競技力向上のための栄養に関する知識を修得する。また,健康づくりのための運動指導からスポーツ選手の競技現場まで,幅広く活用できるスポーツ栄養学を科学的根拠に基づいて学ぶことを目標とする。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
到達目標:基礎的知識として,栄養素の種類・機能・代謝,エネルギー代謝,運動時の生理的特徴,特殊環境下の生理的特徴について理解を深め,それらについて説明することができる。また,応用的知識として,運動時の栄養補給(糖質,脂質,蛋白質,ビタミン及び無機質の摂取),運動時の水分補給,サプリメントとエルゴジェニックエイド,試合前後及びトレーニング期の食事について学び,それらについて説明することができる。

【身につく力】「知識・理解」,「論理的思考力・分析力」  
授業計画
第1回 ガイダンス・栄養学の基本
第2回 競技者の食事の基本
第3回 トレーニングとエネルギー代謝
第4回 エネルギー消費量とエネルギーバランス ①
第5回 エネルギー消費量とエネルギーバランス ②
第6回 運動時の水分補給①
第7回 運動時の水分補給②
第8回 競技者の糖質摂取
第9回 競技者のたんぱく質・アミノ酸摂取
第10回 競技者の骨の健康、貧血と栄養摂取
第11回 ビタミン・抗酸化物質と運動
第12回 サプリメントとエルゴジェニックエイド
第13回 試合前後およびトレーニング期の食事
第14回 ジュニアおよび女性競技者の栄養摂取
第15回 競技者の食事管理・まとめ  
関連科目
健康運動プログラム論,スポーツ生理学,スポーツ医学 
準備学習等の指示
事前に配布した資料を通読しておくこと。わからない用語はなどは事前に調べてくること。約40分以上は予習にかけましょう。  
教科書
教科書は使用しない。複写資料教材等を適宜,授業時に配布する。   
参考文献
体育・スポーツ指導者と学生のためのスポーツ栄養学 田口素子,樋口満.市村出版
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
期末試験(70%),リアクションペーパー(20%),受験への参加度(10%)の割合で総合的に評価する。
実務経験と授業との関連
備考
"※ 日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習共通科目

【履修上のアドバイス,禁止行為】
1)事前学習(予習),事後学習(復習)をする。
2)受講態度は,積極的な授業参加だけでなく,私語の抑止,携帯電話の禁止,教室内での飲食禁止等の授業のマナーを守ることを含む。
3)無断の途中退室は認めない。遅刻または無断の途中退室をした場合は3回につき欠席1回分として取り扱う。