教員名 : 田中 泉
教員名 : 山本 貴裕
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科目名
広島とハワイで学ぼう!めざせ国際人
授業コード
35031
担当者名
田中 泉、山本 貴裕
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
授業内容
授業内容:
本授業では広島とハワイの歴史的つながりについて学ぶことを通して、広島というローカルな場所に立脚したグローバルな視点(つまりグローカルな視点)を養います。具体的には、広島からハワイへ渡った移民たちの歴史、彼らがハワイで出会った文化、などをいま広島に住む学生の視点からとらえ、グループワークでそれを表現していきます。グループワークの課題については、授業中に教員からフィードバックを行います。 授業方法: 1)何度か異なるグループに分かれ、グループワークでプレゼンテーションを作成し、発表します。 2)プレゼンテーションでは、教員からの評価に加えて、学生同士による評価を行います。 3)ハワイの文化を実践を通して学びます。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、共生力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
1. 広島とハワイの文化とつながりを学んで自分たちの視野を拡げる。 2. 広島とハワイを学ぶことでグローバル社会で活かせる力を身に付ける。 3. グループワークとディスカッションを通してコミュニケーション力を身に付ける。 【身につく力】 ②コミュニケーション能力 ③プレゼンテーション能力 ⑥協働して成し遂げる力 授業計画
第1回 ガイダンス&人間力チェックシート【初回】実施
アイスブレークの後、この授業の目標、内容、全体の流れなどを学びます。 第2回 「ハワイを広島の若者にプレゼンする」ための情報交換 教員と受講者とでブレインストーミングを行います。 第3回 「ハワイを広島の若者にプレゼンする」の企画・準備 学年・学科を横断してのグループ分けをし、各グループでプレゼンテーションを企画・準備をします。 第4回 「ハワイを広島の若者にプレゼンする」のリハーサル プレゼンテーションのリハーサルをします。 第5回 「ハワイを広島の若者にプレゼンする」の本番 各グループのプレゼンテーションを聞き、意見交換をします。 第6回 「広島をハワイの若者にプレゼンする」ための情報交換 教員と受講者とでブレインストーミングを行います。 第7回 「広島をハワイの若者にプレゼンする」の企画・準備&人間力チェックシート【中間】実施 学年・学科を横断してのグループ分けをし、各グループでプレゼンテーションを企画・準備をします。 第8回 「広島をハワイの若者にプレゼンする」のリハーサル プレゼンテーションのリハーサルをします。 第9回 「広島をハワイの若者にプレゼンする」の本番 各グループのプレゼンテーションを聞き、意見交換をします。 第10回 英語でプレゼンテーションの企画・準備 新しいグループに分かれ、新しいプレゼンテーションの企画・準備をします。 第11回 英語でプレゼンテーションの準備 事前に調べてきた題材を持ち寄り、各グループでプレゼンテーションを完成させます。 第12回 英語でプレゼンテーションのリハーサル 準備してきたパワーポイントと英語でリハーサルをし、必要な修正を行います。 第13回 英語でプレゼンテーションの本番 各グループのプレゼンテーションを聞き、意見交換をします。 第14回 Teamsでハワイの学生と交流 Teams を利用して、ハワイの学生と交流(プレゼンテーションを含む)します。 第15回 広島とハワイ、グローカルな視点について考える&人間力チェックシート【最終】実施 この授業で学んできたことを振り返ります。 関連科目
「広い世界に飛び出そう!」「世界の思想と現代社会Ⅰ」
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「共生力フィールド」の授業です。毎回、共生力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。共生力フィールドの達成目標:①他者を共感的に理解する力をもつ。②豊かな自己表現力をもつ。
授業内でグループ作業を行うために、個人(またはグループ)単位での授業外での準備が不可欠です。授業外の準備には毎週60分必要です。 教科書
教科書は使用しません。必要な資料があれば、授業で配布します。
参考文献
飯野正子『もう一つの日米関係史』(有斐閣、2000年)
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
この授業では以下のような成績評価基準を設けています。
(1)授業への参加度…25% (2)アクティビティにおける貢献度と達成度…45% (3)レポートの内容…30% 実務経験と授業との関連
この10年間、ハワイの日系人に関する調査研究を行っています。また、2014年から興動館プロジェクト「ハワイ広島文化交流プロジェクト」のコーディネーターをやっています。
備考
定員を30名とします。英語のプレゼンテーションでは英語の正確さは問いません。英語に自信のない学生も是非トライしてみてください。
興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視した「人間力チェックシート」を作成していただきます。 |