教員名 : 宮岡 弥生
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科目名
日本語(基礎F) 留
授業コード
36009
担当者名
宮岡 弥生
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
授業内容
前期開講の「日本語(基礎B)」に引き続いて、大学で講義を受けたり研究を進めたりする上で必要な日本語能力を養います。特に、卒業論文執筆の基礎となる論文の書き方に焦点を絞って、語彙的・文法的に間違いのない文の書き方や、論理展開の正しい文章構成の方法、文献の適切な引用方法などを学びます。そして、毎回、当日の講義内容を踏まえた宿題を課します。さらに、2週間に1回程度、短い論文形式の文章を書く宿題を課し、提出された文章は添削して返却します。また、必要に応じて、論理展開の適切な良い文章を紹介し、よりレベルの高い日本語の文章が書けるよう指導します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
前期の「日本語(基礎B)」で学んだことを踏まえて、後期のこの授業では論文の書き方をしっかりと身に付けます。具体的には、図表の説明、変化や比較に関する表現、帰結に関する表現、引用の仕方、論文の構成などについて習得します。そして最終的には、語彙や文法の面でも、構成や内容の面でも、日本語母語話者に勝るとも劣らないレベルの論文が書けるようになることを目指します。
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 授業計画
第1回 論文執筆の概説
第2回 論理展開が適切な文章 第3回 論文の構成 第4回 引用の仕方 第5回 序論の書き方 第6回 「図表」に関する表現 第7回 中間テストと解説 第8回 「変化」に関する表現 第9回 「対比」と「比較」に関する表現 第10回 「帰結」に関する表現 第11回 「換言」と「補足」に関する表現 第12回 名詞句の作り方 第13回 主語と述語の対応 第14回 論文を書く練習 第15回 期末テストと解説 関連科目
前期開講の「日本語(基礎B)」に引き続いて授業をしますので、「日本語(基礎B)」を履修しておいてください。
準備学習等の指示
宿題は確実に期日までにしてきてください。また、次の授業で使うプリントを前もって渡しますので、わからない単語を調べるなどの予習をして来てください。予習と復習には、それぞれ1時間以上かけるようにしましょう。日本語能力を上げるためには、授業中の勉強と予習・復習だけでは足りません。これら以外に、日本語の文章に触れたり日本人と会話したりする時間を毎日1時間以上設けるようにすると、日本能力が早く上がります。
教科書
その都度、プリントを配布します。
参考文献
適宜授業中に紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業への参加度10%、宿題20%、中間テスト30%、期末テスト40%で計算します。
実務経験と授業との関連
備考
なし
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