教員名 : 平本 賢了
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科目名
演習Ⅰ (平本賢了)
授業コード
41309
担当者名
平本 賢了
単位数
4.00単位
配当年次
3年
授業概要・授業計画
本演習の目的は、二点あります。
一点目は、独立以降の東南アジアにおける経済発展のプロセスをたどり、その成果と課題について考えてゆくことです。これらの国は、20世紀になって政治的独立を果たし国づくりをスタートさせてゆくのですが、民族・宗教・言語など多様にして複雑な社会構造を成しています。各国政府はこうした社会と向き合いながら、いかにして国の発展につなげてゆくか、という努力を重ねてきました。本ゼミでは、そのひとつの事例としてインドネシア、タイおよびベトナムなどの国を取り上げ、考えてゆきます。 そして二点目は、東南アジアの成長と日本の役割について学ぶことです。日本とASEANとの友好交流は平成26年に40年を迎え、その間、日本は東南アジアの安定と成長の実現につながる幅広いインフラ環境の整備や人材育成、貿易・投資環境の整備を進めてきました。本演習では、東南アジアの持続的発展と安定のためには開発の担い手となる人材の育成が国づくりの基礎として欠かせないことを重視し、人づくり・国づくりの基礎を築く日本の協力について考えます。技術協力の事例などを通じた人材の育成と活用への取り組みは、今後の東南アジアと日本とのかかわりを考える上で有益となるでしょう。 授業では、関係図書のみならず、VTRなども使いながら進めてゆきます。 教科書
教科書は使用しません。授業で使う教材や資料(プリント等)を、必要に応じて配布をいたします。
参考文献については、その都度、指示します。 活動予定
専門分野の学習を深めるとともに、ゼミ生との親睦が増すような取り組みを意識しながら、ゼミ運営をしてゆきたいと思います。
4月: 年間活動計画に基づくゼミ生それぞれの目標設定や演習ノートの活用について 5月-7月: 配布資料に基づく資料の輪読(レポーターによるレジュメづくりと発表)、資料収集の方法、 東南アジアの国を選んでその国の経済発展の過程や社会について調べる「一国調査」の開始と 同レポートの提出、前期学習の振り返り 9月: 後期学習テーマ: 日系企業のビジネスを通じて当該国の経済と社会の特徴と課題について研究 関連資料の輪読(~12月末まで) 11-3月: 卒論テーマ設定の方法と進め方、進路選択の準備(履歴書・自己紹介書・自己分析・業界企業 研究、新聞の活用等) 1月: 卒論と進路について4年生との意見交換会、演習Ⅰ総まとめ、進路選択個別指導 ※図書館活動への対応 ゼミ学習の効果を高めるために、図書館を利用する機会が増えます。個人研究やグループ研究で重要となる、①論文・新聞・雑誌記事の探し方、②統計書の見方などについても併せて学習します。 ※「進路支援」 卒業後を見据えた選択を考えるための対策学習を実施する予定です。夏以降のインターンシップ参加のためのシート添削やその後のフォロー、さらに、4年生に進級する前後で本格化する企業の採用活動に向けた対策も、しっかりと行います。 ※「ゼミ間のつながりや仲間づくり」 充実したゼミは緊密な仲間とのつながりがあってこそ。その関係性を深めるための活動を、大学の方針と指導に従い、できることを皆さんと相談しながら、進めてゆきましょう。 成績評価の方法
出席状況とともに、ゼミ活動への取り組みの姿勢・態度(テキストの輪読・発表、レポートなど)を重視し、総合的に判断いたします。
選考方法
演習は面接によって承認がなされますので、希望する学生は以下の選考方法に従ってください。
(1)選考方法 ・「対面による面接」と「書類記載内容」で、総合的に判断 ・面接日時を指定しています。面接を希望する学生は、メールで希望日時を連絡してください。、 指定の面接日時が難しい場合は、対応をしますので、メール等で相談ください。 メールアドレス:kn-hira@hue.ac.jp (2)「登録希望願」の提出 ・記載方法: 項目はすべて記入のこと ・提出場所: 私の研究室へ提出(提出用のボックスを研究室ドアに設置しておきます) 平本研究室: 本館4階009号室 ・その他: 面接日の前日までに提出のこと (3)選考日時 ・第1次: 11月22日(火)15:00-18:30、11月23日(水)10:30-12:00、15:00-18:30、 11月24日(木)9:00-11:30、11月28日(月)10:00-12:00、14:50-18:00 ・第2次: 12月8日(木)9:30-12:00、12月12日(月)10:00-11:30、15:00-18:00 ・第3次: 12月20日(火)15:00-17:00、12月21日(水)9:30-12:00、15:00-17:00 (4)選考場所 ・平本研究室:本館4階009 (5)研究室自由訪問期間&オフィスアワーについて ・「オフィスアワー」を参照ください。 履修条件
東南アジアに関心のある学生、また多様性に富むこの地域を幅広く理解したいという学生は歓迎します。また、ゼミは、ともに「学ぶ場」である一方で、「人づくりの場」(人間関係を深める場)でもあります。従って、以下の点をゼミとして歓迎します。
・積極的に、前向きな気持ちで取り組みたいと考える学生 ・ゼミ活動を通じて仲間とのきずなを深めたいと思っている学生 ・学習成果を進路選択に生かそうと考える学生 注意事項は以下の点です。 ・他の仲間に迷惑をかけるような学生(無断遅刻・積極的に活動に加わらない・授業中にスマホ(教員による作業等の指示がない場合)、居眠りetc...)は、履修をご遠慮ください オフィスアワー
大学が研究室自由訪問期間を設けていますので、積極的に利用してください。
・ゼミについて話を聞きたい学生は、「研究室訪問」と「明徳館での説明会」を活用してください。 研究室訪問期間: 11月11日(金)-11月21日(月) (金曜日は学外ゆえ不在です) 明徳館でのゼミ説明: 11月16日(水)2時限目、「明徳館2階、平本ゼミスペース」 ・オフィスアワー 水曜日2時限目(11月16日は明徳館にて対応します) ・メールによる質問 ゼミに関して聞きたいことがある学生は、メール対応もします。その際、「学籍番号と氏名」をメ ールタイトルに必ず、記載してください kn-hira@hue.ac.jp |