シラバス情報

科目名
演習Ⅱ ス(永田智章)
授業コード
41453
担当者名
永田 智章
授業題目
スポーツと観光の経済分析:感動産業の謎解きと可能性の追求
科目ナンバリング
単位数
6.00単位
配当年次
4年

授業概要・授業計画
授業内容
卒業論文を完成させましょう。昨年の卒業研究Ⅰでは、感動産業の経済分析について学びました。スポーツ関連イベントや観光旅行等は、私達を楽しませ、感動、癒し、想い出を提供してくれます。さらに経済活動を活性化させる効果が大きいと期待されています。この授業では、それまでの成果である、経済の基本的な仕組みを理解し、経済学の基礎理論を活用して、地域経済から世界経済までを元気にするスポーツと旅行の経済波及効果を研究し、論文を作成していきます。 

到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
卒業研究Ⅰの中で見つけた各自の研究テーマをさらに深め卒業論文を完成させます。
論文作成に取り組むことを通じ、以下のような目標を達成させます。
①スポーツ関連イベント及び観光旅行等の経済効果について理解すること。
②経済活動の基本的な仕組みを理解すること。
③経済学の基礎理論を理解すること。

●授業で研究成果を報告するために2時間から3時間の準備が必要と考えられます。
●プレゼンテーションの内容や資料について、できる限り速やかにコメントします。

身につく力
「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「チャレンジする力」

授業計画
【前期】卒業研究の準備と基本作業
第1回 研究テーマ設定と確認
第2回 研究テーマ設定と確認のプレゼンテーション
第3回 卒業研究計画作成
第4回 卒業研究計画作成のプレゼンテーション
第5回 研究資料収集と整理(基本文献)
第6回 研究資料収集と整理(選考研究論文)
第7回 研究資料収集と整理(データ分析)
第8回 卒論フォーマット(本文・図表等)
第9回 卒論フォーマット(目次・註釈・参考文献リスト等)
第10回 卒業研究進捗状況報告(報告原稿作成)
第11回 卒業研究進捗状況報告(配布資料等作成)
第12回 卒業研究進捗状況報告(リハーサル)
第13回 卒業研究進捗状況報告(前編)
第14回 卒業研究進捗状況報告(後編)
第15回 前期の反省と夏休み期間の計画
【後期】卒業研究の成果と論文作成
第16回 卒論作製計画の再確認
第17回 卒論中間報告会リハーサル(前編)
第18回 卒論中間報告会リハーサル(後編)
第19回 卒論中間報告会(前編)
第20回 卒論中間報告会(後編)
第21回 卒論中間報告の反省と修正作業
第22回 卒論フォーマットの再確認
第23回 卒論完成報告会リハーサル(前編)
第24回 卒論完成報告会リハーサル(後編)
第25回 卒論完成報告会(前編)
第26回 卒論完成報告会(後編)
第27回 卒論完成報告の反省と修正作業
第28回 論文要旨の確認とプレゼンテーション
第29回 卒業論文提出直前最終点検
第30回 卒業論文提出
★スポーツ経営学科の他ゼミと合同で実施予定の各種イベントには必ず参加します。
たとえば、講演会、卒業論文中間報告会、卒業論文完成報告会などです。詳しい日程や資料準備などは、授賞の中で説明します。
★その他、活きた経済学を学ぶため時事問題の研究をしたり、語学の学習、就職活動や将来の夢を実現させるため一般常識やSPI(就職適性検査)等の対策を考えたりします。また、親睦を深めるためのコンパ、合宿、ゼミ旅行などを行い、みんなで楽しいゼミを作りましょう。
教科書
指定しません。卒業研究を進めながら一緒に見つけていきましょう。参考文献 授業の中で必要に応じ紹介する予定です。
活動予定
各自が決めた卒業研究のテーマに沿って前向きに取り組んで欲しいです。スポーツや旅行に関する基礎知識は当然ですが、基本的な経済理論や経済事情について、ゼミの仲間みんなで納得できるまで考えてみましょう。そのために、ニュース、新聞、専門書などに多く触れ、研究に関連する資料を熟読玩味してみましょう。さらに、自分で考えて到達した個性的な研究成果をまとめていきましょう。常のこのような気持ちで授業の準備を進めてください。
成績評価の方法
演習Ⅱは、出席状況と授業への取り組み度、卒業論文の中間発表抄録と中間発表、最終抄録および卒業論文を総合的に判断し、評価とします。その上で、卒業論文の提出をもって単位を認定します。提出に際しては、論文の審査を踏まえた教員による卒業論文の認定が必要です。成績評価の詳細は演習Ⅱの第1回目で説明します。

参考
定期試験の実施 実施しません。
取組姿勢(出席状況・学習態度・個別指導への姿勢等) 40%
研究成果(論文の完成度・中間報告プレゼンテーション等の完成度) 60%
以上を目安に総合的に評価します。結果だけでなく努力も評価の対象となることを忘れないでください。途中経過報告のプレゼンテーション等について詳しくはゼミ開講後に通知します。また、スポーツ経営学科の合同イベントなどで、学科教員のコメントなども評価の参考にします。厳しいけれど心地よいゼミにしましょう。

選考方法
演習Ⅰを履修し単位取得(見込を含む)の者で、継続して本演習の履修を希望する者であることが必要です。
履修条件
誠実に頑張ることができる人物であること。
オフィスアワー
水曜日1時限