シラバス情報

科目名
日本の歴史Ⅰ b
授業コード
15002
担当者名
平下 義記
副題
古代・中世の日本
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
私たちが生きている現代社会は、過去(歴史)の上に成り立っており、それを学んでおくことは、現代の国際社会(日本を含む)で日本人として生きていく上でとても大切なことであるといわれます。そこで、この授業では、前期に開講する日本の歴史Ⅱと後期に開講する日本の歴史Ⅲの内容につながるよう、旧石器時代から戦国時代にいたる日本の歴史を概観していきます。内容的には、各時期の政治・外交・社会の重要な歴史的事件・事象を中心に解説をおこないつつ、基本的な歴史の流れと特色を理解できるよう講義します。同時に、新資料の発見や歴史研究の進展などによって新たに指摘されている視点も取り入れつつ、歴史的な理解も深めていきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
この授業は、日本の歴史のうち、旧石器時代から戦国時代における政治・外交・文化を中心とした基礎知識を学びながら、国際社会における日本人として必要な教養や歴史的思考力を身につけ、それを説明できるようになることを到達目標としています。
【身につく力】「知識・理解」、「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 旧石器時代・縄文文化とその特色
第 2 回 稲作の伝来と弥生文化
第 3 回 ヤマト政権と古墳文化
第 4 回 推古朝・律令国家形成期
第 5 回 平城京と天平文化
第 6 回 平安京と弘仁・貞観文化
第 7 回 摂関政治と国風文化
第 8 回 院政期の社会と文化
第 9 回 鎌倉幕府の成立と執権政治
第10回 蒙古襲来と幕府の衰退
第11回 室町幕府の成立(南北朝の動乱を含む)
第12回 室町幕府の衰退と庶民の台頭
第13回 鎌倉文化と室町文化
第14回 戦国大名の興亡と南蛮文化
第15回 織豊政権と桃山文化
関連科目
本講義を履修する学生の皆さんは、日本の歴史Ⅱ 日本の歴史Ⅲを履修するよう、心がけてください。
準備学習等の指示
毎回の授業テーマについて、事前に参考文献にあげた書籍を読んだり、事後に授業で使用したプリントを復習してください。(概ね60分以上の予習・復習時間をかけるようにしましょう)
教科書
とくに使用しません。毎回、レジュメ・資料等のプリントを配布して授業を進めます。
DVDおよびビデオの視聴覚機器を使用する場合があります。
参考文献
竹内誠他編『教養の日本史』(東京大学出版会)
五味文彦・鳥海靖編『もういちど読む山川日本史』山川出版社
『日本の歴史』00〜25巻 講談社
『日本の歴史』1〜16巻 小学館
定期試験の実施
定期試験を実施します。 
成績評価の方法
定期試験の結果(70%)、課題等の提出(20%)および授業への参加度(10%)により
総合的に評価します。
実務経験と授業との関連
該当なし
備考
受講心得:授業中の私語・飲食、携帯電話の使用は厳禁です。守れない人は、以後の出席を認めない場合があります。