シラバス情報

科目名
マルチメディア論
授業コード
24052
担当者名
福本 直之
副題
マルチメディアの基礎から表現・処理へ
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
本講義では、コミュニケーションのツールとしてのマルチメディアの特徴や、人間の感覚と情報処理について、またディジタルコミュニケーションの基礎について学びます。さらに、音や画像などメディアの処理技術に関する基礎の理解を目的とします。著作権、マンガやアニメ、インターネット今昔、AI利用の実態など、最新の動向についても随時紹介します。毎講義ごとの小レポート/感想文については、次回の講義の冒頭で必要に応じてフィードバックを返します。インタラクティブな講義内容になるので、主体的な受講態度で講義に臨んでください。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力 」「情報リテラシー」 
本講義では、情報化社会の進展に伴い、変化・成長する情報メディアの基礎について、その基礎情報技術との関連に触れながら理解を深めます。同時に、マルチメディアを活用した表現・処理に関する知識の習得を目指し、きちんと説明できるようになりましょう。たくさんのマルチメディア関連の専門用語はきちんと説明できるようになりましょう。
授業計画
第1回 イントロダクション_マルチメディアとは何か
第2回 マルチメディアを構成する要素
第3回 色彩と視覚について
第4回 聴覚と音響について
第5回 触覚・力覚について
第6回 記憶と学習について
第7回 コミュニケーション・モデル
第8回 ヒューマン・インタフェース
第9回 記号要素
第10回 メディア処理_音響
第11回 メディア処理_文書・画像・図形
第12回 メディアとしてのマンガ
第13回 産業としてのアニメーション
第14回 インターネット・AIが導く未来
第15回 まとめ 
関連科目
映像編集、マルチメディア演習、Webコンテンツ制作、Web演習、情報社会と情報倫理 
準備学習等の指示
毎回、専門用語が出ますので、その意味をきちんと理解し整理しておくように心掛けてください。教科書の復習と予習。(受講前には必ずテキストを読んできてください。わからない用語などは事前に調べてくるとより授業の理解度が高まります。約30分以上は予習にかけましょう
教科書
CG-ARTS協会 「実践マルチメディア (改訂新版)」 

ISBN 978-4-903474-61-8 本体3,600円+税
参考文献
(財)画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)が関連した何種類かのテキストブック・
問題集などを出していま す。本学の図書館でも見ることができます。



CG-ARTS協会「入門マルチメディア[改訂新版]」

ISBN 978-4-903474-60-1 2,700円+税



CG-ARTS協会「マルチメディア検定エキスパート・ベーシック公式問題集 [改訂第三版]」、

「マルチメディア検 定公式問題集 第一版」などの公式問題集

CG-ARTS協会「第二版 マルチメディアと情報化社会」

ISBN 978-4-8443-7093-2 3,200円+税
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
授業への参加度:20%
提出課題および小レポート:20%
学内定期試験:60%
実務経験と授業との関連
1990年代から東京でデザイナー/アート・ディレクター/プロデューサーとして数多くのWeb制作の仕事に関わる。企業、アーティスト、病院、ECサイト等の構築に関わり、上場企業役員を経た後、独立して会社を設立するなど、25年以上の実績を有する。アメリカ、イギリス、イタリアなど海外でデザイン賞を多数受賞。現役の制作者・経営者として制作現場から適切な知識と技術をフィードバックします。
備考
多様な知識を習得し、自分自身で考える力を身に着けましょう。