シラバス情報

科目名
スポーツジャーナリズム論
授業コード
26017
担当者名
小笠 喜徳
副題
スポーツ報道の仕組みを読み解く
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
 スポーツ報道について、新聞社の事例を中心に紹介します。新聞は現在、紙媒体だけでなく、WEB、SNSなどで多角的にニュースを発信しています。実際にスマホやPCで記事を閲覧し、新聞社別、報道ジャンル別に比較しながら、スポーツジャーナリズム史や現役スポーツ記者、スポーツカメラマンを招き、実務や生活、報道のプロセスなどを紹介します。また、競技報道とは別に国際政治との関わりやジェンダー問題も絡めながら、スポーツ報道の過去、現在、未来を探り、さらに正しい情報とは何かを考えます。
 HUENAVIを活用した授業資料や課題で理解の手助けとします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
 新聞社発のスポーツ関連報道の仕組みや背景、問題点などを知ることによって、スポーツジャーナリズムの概念を理解します。その上で報道や情報を複眼的・多面的に読み解き、正しい情報理解へとつながる「メディア・リテラシー」を養います。身近な存在であるスポーツ報道を導入路として、より広いジャンルの今日的な話題・情報を把握することにつながります。

[身につく力]
「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「情報リテラシー」
授業計画
第1回 ガイダンス スポーツジャーナリズムとは何か?
第2回 スポーツ報道の種類(新聞・通信社、専門誌、ネット系、放送…)
第3回 スポーツ報道の歴史、変遷(スポーツ史はスポーツ報道史)
第4回 新聞製作の流れと運動部の仕組み
第5回 競技取材の実際(アマチュア、プロ、組織…)
第6回 関係取材の実際(社会的問題、行政、地域…)
第7回 スポーツ記者と話そう(ゲスト=スポーツ記者)
第8回 スポーツ写真の世界(ゲスト=スポーツカメラマン)
第9回 デジタル報道の現在(新聞社発の各媒体報道)
第10回 新聞報道とネット報道の違い(収益方法など)
第11回 巨大スポーツイベント(五輪、W杯…)
第12回 スポーツと政治(国際政治と密接な関わり)
第13回 ナショナリズムとヒロイズム(過度な表現)
第14回 ジェンダーと人権(区別と差別。報道被害)
第15回 スポーツ報道のこれから
関連科目
後期開講のスポーツメディア論を履修すれば、より理解が進みます。
準備学習等の指示
 紙の新聞はもちろん、WEB、SNSにあふれる情報を日々、チェックしてください。スポーツ情報に限らず世の中に何が起きているかに興味を持って下さい。一覧性からすれば紙の新聞の閲覧を勧めます。スポーツ関連以外のニュースにも触れて下さい。講義後にはHUE-NAVIに登録してある授業資料(プリント)を活用し、復習する習慣を身につけて下さい。
教科書
教科書は利用しません。毎回、HUENAVIに授業資料を掲載し、講義はパワーポイントで表示しながら進めます。
参考文献
必要があれば適宜、指示します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(60%)はもちろん、授業への参加度(教員からの問い掛けへの回答状況、授業内容への質問状況など)、受講態度等から総合的に評価します。
HUENAVIを活用して、できるだけ毎回、簡単な課題を出します。不定期で小テスト等も実施し、提出状況や回答内容なども評価の参考となります。
実務経験と授業との関連
「中国新聞」運動部で30年以上、記者、デスク、部長としてスポーツ取材・編集の最前線に立ってきました。カメラマンを管轄し、デジタル情報も発信する映像部長も務めました。あふれかえる情報の中で、何が正しいのか、どう消化すればいいのかを、スポーツ報道を通じて一緒に考えていきます。
備考
講義でスポーツ関係のWEBやSNSにアクセスします。スマホかPCを持参してください。