教員名 : 中谷 文代
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科目名
情報処理の基礎Ⅱ a
授業コード
32044
担当者名
中谷 文代
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
高校一種(商業)
授業内容
授業構成は、(1)前回の内容を「復習」、(2)今回の内容を一斉に解説付きで「学習」、(3)今回の学習の習熟度を演習にて測る「確認」、の3部構成です。
適宜、実務的な応用問題を多く解き、中級と上級レベルの応用力をつけます。 提出された課題の出来具合を踏まえ、翌週の冒頭に解説付きで復習し、毎回の授業内容に入ります。 スキルアップ演習を4回実施し、授業中や授業後にフィードバックを行います。 知識チェックテストを3回、関数ミニテストを2回、実技テストを1回実施します。 各回で学習した機能を「機能別まとめ表」として自身の言葉でまとめ、印刷して提出します。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【身につく力】
「知識・理解」「問題解決力」「情報リテラシー」 Excelの中級と上級の中で、実務的な機能に絞って学習し、表計算技能を習得します。 単に「機能の操作が出来る」だけではなく、「自ら目的を考えた上で使う機能が選べる」レベルに達することを目標とします。 4回のスキルアップ演習を通して、学習した機能を適切に選べるようになり、誰が見ても分かりやすい成果物を作成できるようになります。 Excel検定2級の内容を含みますので、資格取得を推奨します。 授業計画
第1回 オリエンテーションとスキルチェック
この授業を受けるにあたってのスキルチェック。ノートパソコンの環境確認。 第2回 基本操作の復習 基本操作の総復習。ユーザー定義の表示形式、条件付き書式、テーブル機能、グラフ作成など。 機能別まとめ表の作成方法説明。 第3回 文字列操作関数を利用した処理 LEFT・RIGHT・MID・CONCATENATE・ROUNDDOWN・RANK.EQ関数、 並べ替え(複数項目)ユーザー設定の並べ替え、値貼り付け、フラッシュフィルなど。 第4回 スキルアップ演習Ⅰと知識テスト1 第3回までの内容をふまえた実践問題をおこなう。第1回知識テストを実施。 第5回 日付関数・IF付き関数を利用した処理 TODAY・NOW・DATEDIF・EOMONTH・COUNTIF・SUMIF・COUNTBLANK関数など。 第6回 総復習Ⅰと関数ミニテスト1 第5回までの総復習と関数ミニテスト1を実施。 第7回 条件分岐関数を利用した処理と複合グラフ IF関数と他関数の組み合わせ。複合グラフ。 前半学習した内容の機能別まとめ表を仕上げる。 第8回 スキルアップ演習Ⅱ 第7回までの内容をふまえた実践問題をおこなう。 前半の機能別まとめ表を印刷して提出する。 第9回 検索関数の活用と知識テスト2 IFERROR・VLOOKUP・XLOOKUP・IF関数の組み合わせ。 複合参照の利用。セル範囲名の活用。第2回知識テストを実施。 第10回 入力補助機能の活用 入力規則、条件付き書式の応用、シートの保護。INDEX関数、MATCH関数など。 第11回 マクロの活用と演習と関数ミニテスト2 マクロの作成と実行、ボタンへの割り付けなど。関数ミニテスト2を実施。 第12回 集計機能の活用 ピボットテーブル、スライサー。後半学習した内容の機能別まとめ表を仕上げる。 第13回 スキルアップ演習Ⅲと知識テスト3 第12回までの内容をふまえた実践問題をおこなう。第3回知識テストを実施。 後半の機能別まとめ表を印刷して提出する。 第14回 スキルアップ演習Ⅳ 第13回までの内容をふまえた実践問題をおこなう。 第15回 習熟度テスト及び総括 学習した内容をすべて含んだ演習問題にて、習熟度を確認する。 関連科目
情報処理入門Ⅱをあらかじめ履修しておくか、同時に履修、または同等のレベルであることが望ましいです。
準備学習等の指示
情報処理入門Ⅱのシラバスを確認し、自身の習熟度を確認しておきましょう。
また、情報処理入門Ⅱを受講済みの場合は、再度テキストに目を通しておいてください。 翌週の授業までに、1時間程度の復習をして次の授業に備えましょう。 また、復習の際にわからなかった箇所があれば、授業後半の「確認」の演習中に質問し、解決しましょう。 習熟度テスト前の週は、総復習に最低2時間の時間をかけてください。 教科書
経済的負担軽減の為、主にペーパーレス教材を使用します。教科書の購入は不要です。
PDFファイル、Excelファイル、プリントを使用します。 より深い理解の為、別途ノート等にポイントをまとめるなどの作業を推奨します。 参考文献
参考文献はありませんが、関連する資料等はその都度配布、または参照を指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
成績評価の割合は、以下の通りです。
・授業への参加度と課題提出:20% ・スキルアップ演習4回:20% ・機能別まとめ表:15% ・習熟度テスト1回:20% ・知識テスト3回:15% ・関数ミニテスト2回:10% 無断欠席をしないこと。欠席の際は、必ず理由を添えて連絡をして下さい。 実務経験と授業との関連
備考
<受講心得>
授業には積極的に取り組み、欠席・遅刻をしないでください。 各回の課題は、授業日の3日後までに提出とします。コツコツ学習しないと身につきません。 欠席の場合は理由を添えて、HUEナビのQ&Aで連絡をすること。基本的なマナーです。 連絡が無いと、適切な指示が出せなくなります。自己管理能力もつけましょう。 <受講条件> 情報処理入門Ⅱを履修済み、もしくは同等のレベルであることが望ましいです。 <ひとこと> 毎回の授業にしっかり取り組めば、誰でも成果が出ます。自ら行動し、前向きに学習しましょう。 アルバイト、プロジェクト活動、レポート作成など多くの場面で活用できます。 前期または後期で履修可能です。 履修後は、情報処理の基礎Ⅳ(Accessデータベース)にも挑戦してみましょう! |