教員名 : 常山 慶三
教員名 : 石田 知美
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科目名
資産運用実務Ⅱ
授業コード
33006
担当者名
常山 慶三、石田 知美
副題
暮らしとお金に関する知識を学ぶ〜ライフプラン・保険、提案書作成〜
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
授業内容
本講義では、あらゆる面で資産形成に不可欠な生活設計と保険商品の知識についてをテキストを使用しながら学習します。提出課題である提案書の作成をパソコン等を使用して行います。各授業終了後、当日の授業内容を記載した進捗メモと、内容により教員の計算例を提示します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
翌年1月に実施予定の3級FP技能士検定合格だけでなく、翌年5月実施予定の2級FP技能士検定合格の知識・理解レベルまで到達することを目指します。
本講義では、FP技能士検定試験出題科目のうち ライフプランニング、保険の科目について 基礎知識の定着を図るとともに、実生活に役立つよう問題解決力を養います。 さらに課題として、架空のお客様に資産活用をアドバイスするために、提案書の作成をすることで、論理的思考力・分析力が鍛えられ、お客様にファイナンシャルプランを提案できるようになることを目標とします。 【身につく力】「知識・理解」「問題解決力」「チャレンジする力」 授業計画
第 1 回 提案書の作成① 〜提案書の意義〜(パソコン操作)
第 2 回 提案書の作成② 〜提案書の構成〜(パソコン操作) 第 3 回 提案書の作成③ 〜クライアント情報の収集〜(パソコン操作) 第 4 回 提案書の作成④ 〜公的統計資料からの情報収集〜(パソコン操作) 第 5 回 提案書の作成⑤ 〜経済・金融関連データ収集〜(パソコン操作) 第 6 回 提案書の作成⑥ 〜ライフイベント表の作成〜(パソコン操作) 第 7 回 提案書の作成⑦ 〜ライフイベント毎の費用見積の作成〜(パソコン操作) 第 8 回 提案書の作成⑧ 〜現状キャッシュフロー表の作成〜(パソコン操作) 第 9 回 提案書の作成⑨ 〜現状キャッシュフロー表の確認〜(パソコン操作) 第10回 提案書の作成⑩ 〜現状キャッシュフロー表の分析・問題点の抽出〜(パソコン操作) 第11回 ライフプランニング① 〜ライフプランについて〜 第12回 ライフプランニング② 〜ライフプランニングの基礎、教育資金設計〜 第13回 ライフプランニング③ 〜住宅取得資金計画、ローンの基礎知識〜 第14回 ライフプランニング④ 〜教育資金、その他〜 第15回 リタイアメントプランニング① 〜社会保険の概要〜 第16回 リタイアメントプランニング② 〜医療保険、介護保険、労災、雇用保険〜 第17回 リタイアメントプランニング③ 〜公的年金制度の概要〜 第18回 リタイアメントプランニング④ 〜その他年金、私的年金〜 第19回 提案書の作成⑪ 〜問題解決の対策についての検討〜(パソコン操作) 第20回 提案書の作成⑫ 〜検討した対策についての効果測定〜(パソコン操作) 第21回 提案書の作成⑬ 〜選択した対策について再度検討する〜(パソコン操作) 第22回 提案書の作成⑭ 〜対策後キャッシュフロー表の作成〜(パソコン操作) 第23回 提案書の作成⑮ 〜提案プランの立案〜(パソコン操作) 第24回 提案書の作成⑯ 〜提案書の完成〜(パソコン操作) 第25回 不動産運用設計① 〜不動産の価格と登記〜 第26回 不動産運用設計② 〜不動産の法律知識〜 第27回 不動産運用設計③ 〜不動産に関する行政法規〜 第28回 不動産運用設計④ 〜不動産取引〜 第29回 不動産運用設計⑤ 〜不動産の有効活用と投資〜 第30回 不動産運用設計⑥ 〜不動産に関する税金〜 関連科目
社会保障論Ⅰ、社会保障論Ⅱ、実践資産運用
準備学習等の指示
提案書の作成(キャッシュフロー表の作成等)では、パソコンの操作が必須となりますので、基本操作スキル(ワード、エクセル)を修得しておくことが望ましいです。
毎回の講義後 1時間程度自宅等でのテキストの読み返しは必ず実施するようにしてください。 教科書
成美堂出版『FP技能士2級・AFP 最速合格ブック ’21→’22年版』 1980円
(前期に購入済みの方は、新たに購入する必要はありません) 参考文献
提案書の作り方 [第3版] 日本FP協会
その他、検定試験対策のための問題集は、適宜講師より紹介します。 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験の成績(60%以上)、課題提出(提案書)(30%以内)、授業への参加度(10%以内)で評価します。
実務経験と授業との関連
日頃の相談現場での体験談も交えてお話しします。
備考
電卓(12桁程度)を初回から持参してください。
本科目は、FP協会の認定教育講座となっていますので、前期開講の資産運用実務Ⅰを同時に履修し、一定要件(提案書を提出し基準点クリア等)をクリアすることにより、2級FP技能士検定の受検資格を取得することができます。(5月実施の検定試験には、3級FP技能士検定に合格していなくても 受検することができます) |