シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (野北晴子)
授業コード
41307
担当者名
野北 晴子
授業題目
論理思考と経済学的センスを磨く
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
本ゼミの到達目標は、下記の3点によって経済学的な思考センス、自らホワイトボードの前に出る「瞬発力」、そして人前で話す度胸を身に付けることです。
①マクロ経済学の基礎を復習する
 ②「ケインズの経済学」について考える
③日経新聞・ビジネス雑誌を読んで、考える、自分の意見を言う
上記の目的達成のために、テキストと問題集を使います。また、今起こっている経済問題を常にフォローし、問題意識をもって考えてもらうために、日経新聞やビジネス雑誌(エコノミスト、日経ビジネス、東洋経済、ダイヤモンド、ウェッジ等)から記事を選び、その内容について説明してもらいます。
ホワイトボードの前に、自ら出る「瞬発力」を鍛えてください。
また、1月には、4年生の卒論報告会に参加し、質問することで、それまでのゼミの成果を各自確認し、次年度の卒論作成のイメージをつかみます。

4月ガイダンス(図書館の使い方、調べ方)
  テキスト「ケインズ経済学とケインズ政策  日経新聞・ビジネス雑誌
5月 テキスト「国民所得概念」、「国民所得決定理論と乗数理論」、問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
6月 テキスト「消費関数論争」、 「投資関数とIS曲線」、問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
7月 テキスト「社会資本と財政政策」、問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
夏季休暇 工場見学
9月 テキスト「貨幣と金融システム」、問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
10月 テキスト「貨幣数量説とインフレーション」、「流動性選好の理論と金融政策」、
    問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
11月 テキスト「流動性選好理論と金融政策」、問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
12月 テキスト「IS・LMモデルと財政金融政策」、問題集、日経新聞・ビジネス雑誌
1月 問題集、日経新聞・ビジネス雑誌、4年の卒業論文報告会への参加
※就職ガイダンスが入る場合があります。
教科書
大矢野栄次(2019)『ケインズの経済学としてのマクロ経済学』五絃舎 (税込み2.090円)
活動予定
8月(定期試験終了直後)もしくは9月初めに工場見学を実施します。また、学生証で入館できる「ひろしま美術館」鑑賞と茶話会等も計画しています。
その他、懇親会、スポーツ大会、合宿、研究会等、学生からの積極的なゼミ課外活動の提案を期待します。
成績評価の方法
ゼミ活動 への参加度(報告内容、質問、ゼミ行事の企画・実施、ゼミ長など役員としてのゼミ運営)で評価します。原則として、ゼミで一度も報告できなかった場合、卒論報告会に参加していない場合、単位認定はできません。

選考方法
対面による面接で選考を行います。プレゼミと異なり、演習Ⅱまでの継続ゼミとなるために、友達の意見に振り回されず、自分でしっかり考えてゼミ選択をしてもらいと思っています。
面接については、必ず、事前にメール(hr-noki@hue.ac.jp)等で、下記の時間帯に予約を取ってください。また、面接の際、「登録希望願」を必ず持参してください。
ただし、どうしても下記の時間帯では都合がつかない場合、別途対応しますので相談してください。
(第1次)11月22日(火)12時20分〜17時30分、11月23日(水)16時30分〜17時30分
(第2次)12月8日(木)12時20分〜15時00分、12月9日(金)12時20分〜13時30分
(第3次)12月21日(水)16時30分〜17時30分、12月22日(木)12時20分〜15時00分
履修条件
①経済学の勉強をあきらめていない学生
②ゼミ活動よりバイトを優先しない学生
③自分の意見・考えを持っている学生
④家族や友人に感謝している学生
オフィスアワー
質問があれば、hr-noki@hue.ac.jp へどうぞ。
研究室自由訪問期間 11月15日(火)12時20分〜17時00分、16日(水)16時30分〜17時30分、17日(木) 12時20分〜15時00分 
研究室は メディア情報センター1階7号室です。