シラバス情報

科目名
基礎経済統計演習
授業コード
21030
担当者名
原 康宏
副題
PCを使って経済統計を利用してみよう
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
本講義では、さまざまな種類の統計の見方を学習するとともに、実際にその経済統計を利用してデータの整理・加工、分析の方法(パソコンを利用)を学習します(本講義はExcelによる実習が中心です)。
毎回の作業結果は、「実習」として提出していただき、その「実習」の結果に基づいて単位の認定を行います。そのため授業への参加度が低いと単位修得は困難です。選択に当たっては注意してください。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本講義では、さまざまな種類の経済統計の見方を学習するとともに、それらの統計の利用方法(整理・加工、分析)について理解できるようになることを目標とします。【身につく力】「知識・理解」、「論理的思考力・分析力」、「情報リテラシー」
授業計画
第 1 回 講義内容の紹介と講義の進め方
第 2 回 経済統計と統計学
第 3 回 経済統計の種類とその取得方法
第 4 回 Excelの復習(1)(構成比と成長率)
第 5 回 Excelの復習(2)(表とグラフの作成)
第 6 回 大量のデータの入力(データベースの作成)
第 7 回 年平均成長率の計算
第 8 回 寄与度と寄与率
第 9 回 データの並べ替え、条件にあったデータの抽出
第10回 データベース関数の利用
第11回 度数分布表とヒストグラムの作成
第12回 代表値・散らばりの尺度の計算
第13回 相関係数
第14回 回帰分析
第15回 まとめ
関連科目
マクロ経済学、基礎経済統計、統計学、計量経済学
準備学習等の指示
講義中に扱ったデータを利用して、もう一度、加工・分析を行う等の復習をしっかりと行ってください。その際に、分からなかった箇所については、そのままにしないで質問にお越しください。(90分程度は時間をかけることが望ましい)。
教科書
毎回の講義でプリントを配布します。
参考文献
溝口敏行(1985)『経済統計論(第3版)』、東洋経済新報社。
総務省統計局刊行、総務省統計研修所編集『日本統計年鑑』(各年版)。
縄田和満(2007)『Excelによる統計入門』、朝倉書店。
ほか必要に応じて紹介します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
「実習」(毎時間の作業結果)により評価します。(学内定期試験は行いません。)
授業への参加度が低いと単位修得が困難ですので、選択に当たっては注意してください。
実務経験と授業との関連
備考
本講義はExcelを利用した実習が中心です。