シラバス情報

科目名
経済政策論
授業コード
21046
担当者名
塚原 一郎義治
副題
戦後日本の経済政策
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
 経済政策は、政府や中央銀行が実施主体となりますが、企業や家計の経済活動に大きな影響を及ぼします。本講義では、経済政策にはどのようなものがあるか、どうして経済政策が必要か、経済政策はどのようにして行われどのような効果があったか、どのような問題点があったかを、ミクロ的な視点・マクロ的な視点双方から学びます。具体的事例としては戦後の日本の経済をとりあげますが、現在の日本経済の状況や最新の話題についても言及をします。関連する理論は、必要に応じて解説します。
 毎回授業内で演習を行い、解説は授業内または次の授業の冒頭で行います。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
各経済政策の目的、政策手段、効果について、戦後日本の実例を通して理解して、説明、議論できることを目標とします。

【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第1回 イントロダクション
第2回 経済政策の基礎
第3回 日本経済の歩み
第4回 労働
第5回 社会保障
第6回 貿易
第7回 産業
第8回 環境
第9回 税制
第10回 金融制度
第11回 マクロ金融政策(リーマンショックまで)
第12回 マクロ金融政策(リーマンショック後)
第13回 財政政策
第14回 その他の経済政策
第15回 まとめ
関連科目
経済政策論基礎、金融政策論、財政政策論、現代日本経済事情
準備学習等の指示
授業資料の指示に従って、約30分以上は予習・復習をしましょう。
教科書
教科書は使用しません。授業資料を配布します。
参考文献
岩田規久男・飯田泰之(2014)『ゼミナール経済政策入門』日本経済新聞社
滝澤弘和他(2016)『経済政策論』慶應義塾大学出版会
山口三十四他(2012)『経済政策基礎論』有斐閣
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験60%、授業内での演習40%で評価します。
実務経験と授業との関連
備考
授業中は、授業と関係のない行為、他の履修者に迷惑をかける行為は禁止します。