シラバス情報

科目名
マーケティング論
授業コード
22053
担当者名
坂間 十和子
副題
なぜヒット商品は生まれるのか?
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
 マーケティングとは、「商品の売れる仕組みづくり」です。この講義では、「マーケティング論基礎」の内容を受け、マーケティングの発展的な知識を学びながら、商品の売れる仕組みづくりを理解していきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
 この講義の到達目標は、以下の四点です。
  ・マーケティング活動に関するより発展的な知識を身に付ける。
  ・良い商品をつくればヒットするわけではないということを理解する。
  ・ヒット商品を生み出すために必要な「売れる仕組みづくり」を理解する。
  ・論理的な思考力および問題解決力を身に付ける。 

【身に付く力】知識・理解、論理的思考力・分析力
授業計画
第1回  オリエンテーション
第2回  マーケティングの基礎知識①理論編
第3回  マーケティングの基礎知識①事例編(グリコの事例)
第4回  サプライチェーンのマネジメント
第5回  営業のマネジメント①基礎編
第6回  営業のマネジメント②発展編
第7回  関係のマネジメント①事例編(パナソニック・レッツノートの事例)
第8回  関係のマネジメント②理論編
第9回  顧客理解のマネジメント①事例編(フジッコの事例)
第10回 顧客理解のマネジメント②理論編
第11回 ブランド構築のマネジメント①基礎編
第12回 ブランド構築のマネジメント②発展編
第13回 事例分析①
第14回 事例分析②
第15回 まとめ
関連科目
マーケティング論基礎、流通システム論、サービス・マーケティング論 
準備学習等の指示
・事前学習:講義資料を読む(30分)。
・事後学習:講義資料を復習する。毎回授業で紹介する参考文献を読み、知識を定着させる(2時間〜3時間)。 
教科書
教科書は指定しません。講義中に適宜参考文献を紹介します。  
参考文献
・石井淳蔵・廣田章光・清水信年編著 (2019)『1からのマーケティング(第4版)』、碩学舎、2,400円+税 
・和田充夫、恩蔵直人、三浦俊彦(2022)『マーケティング戦略 第6版 (有斐閣アルマ)』、有斐閣、2,000円+税
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
・定期試験:60%
  出席回数が総講義回数 の 3 分の 2 に満たない場合には、定期試験の受験を認めません。
・レポート:25%
  第一回:10%、第二回:15%
・平常点:15%
  平常点は、「①授業への参加度」 + 「②講義中に行う演習課題の得点」 の合計で評価します。 
実務経験と授業との関連
備考
講義中は以下のことを厳守してください。守られていないと判断した場合は、厳しく注意し、定期試験の受験を認めません。
  ①禁止事項(遅刻、講義中の入退出、私語、スマートフォン・携帯電話の使用)
  ②毎回、学生証を必ず持参すること。
  ③毎回、講義資料と演習課題用シートをHUE NAVIよりダウンロードし、印刷し、講義に持参すること。

 ※初回の講義で、成績評価や講義のルールについて詳しく説明します。必ず出席してください。
 ※「マーケティング論基礎」を受講してから、この講義を受講することを薦めます。