シラバス情報

科目名
情報技術論
授業コード
24014
担当者名
山本 雅昭
副題
ビジネスにおける情報技術の活用を学ぶ
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
高校一種(情報)

授業内容
現代ビジネスの質的な変化とITの関係について学びます。講義毎にトピックを変えながら、激変するビジネスに対して企業はどのように対応しようとしているのかについて、理解を深めていきます。
ビジネス情報入門の単位取得者を想定した授業内容になっています。入門向けの専門科目ではありませんので、注意してください。なお、ビジネス情報学科以外の学科の履修希望者は初回の授業に必ず出席してください。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本講義は、ITの技術的な側面に主眼を置くのではなく、企業経営におけるビジネス的・戦略的側面の基礎を習得することに主眼を置いています。現代企業とITの関係について広く学び、総合的な知識の習得を目指しています。  
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「問題解決力」
授業計画
第 1 回 イントロダクション
第 2 回 情報技術用語とトレンド
第 3 回 ブロードバンドネットワークの引き起こす産業構造の変化 (1):社会的・生活的な変化
第 4 回 ブロードバンドネットワークの引き起こす産業構造の変化 (2):産業構造的な変化
第 5 回 情報システムの進化 (1): 日本企業の発展と情報システム
第 6 回 情報システムの進化 (2): 電子部品調達と電子商取引
第 7 回 e-ビジネスシステムと産業構造逆転へのシナリオ
第 8 回 現代ビジネスと情報技術
第 9 回 オペレーションの最適化
第10回 eマーケティング
第11回 次世代の情報技術と社会的変化
第12回 先端情報技術の動向
第13回 クラウドコンピューティング
第14回 情報と経済性
第15回 まとめ 
関連科目
準備学習等の指示
ビジネス情報入門の単位を取得していることを前提に授業が行われます。ビジネス情報学科以外からの履修希望者はビジネス情報入門のシラバスを参照し、必要な事前学習を判断してください。
第3回からの講義内容については事前学習に40分から60分程度の時間をかけましょう。講義の最後に知らせる次回のテーマと授業計画を参考にして、キーワードを見つけて予習をしましょう。授業の理解度が格段に高くなりますし、授業を楽しめるようになります。
教科書
教科書は特に指定しません。
各回講義のレジュメや資料等をプリント配布しますと、それを取るために教室内に行列ができてしまいます。コロナ感染対策のために、プリント配布はいたしません。レジュメや資料等はHUEナビ中の「授業資料」中にPDF形式でダウンロードできるようにします。授業前にダウンロードして印刷しておきましょう。
また、この講義では、レジュメや資料等の閲覧用にノートPCを机上に置いて受講しても構いません。ただし、こちらからの指示がない限り、講義中にスマートフォンは出さないでください。
参考文献
講義毎にトピックが変わるため、参考文献はシラバス中の各講義回のテーマの内容を参考にしてください。こちらから特に参考文献を指定したりはしませんが、下記の書籍に目を通しておくと授業理解度が深まるはずです。図書館にも置いてあります。
・E.Turban, J.Lee, D.King, H.M.Chung (2000) 「e-コマース:電子商取引のすべて」,ピアソンエデュケーション. ISBN4-89471-632-1
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
・小テスト、授業への参加度: 20%
・定期試験: 80% 
実務経験と授業との関連
備考
・ 第一回講義時に講義進行や評価等の注意点を説明します。必ず出席してください。
・ 広島経済大学学内定期試験細則に従い「出席回数が総授業回数の 3 分の 2 に満たない場合には、定期試験の受験を認めない場合があります。それを念頭に受講して下さい。