シラバス情報

科目名
スポーツバイオメカニクス
授業コード
26029
担当者名
塩川 満久
副題
身体運動の仕組み
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
バイオメカニクスは,バイオ(生体)とメカニクス(力学)からなる用語で,生体の動きを力学的な観点から解明しようとする学問領域です。スポーツでは心技体が重要であると言われますが,スポーツバイオメカニクスはこのうち「技」の解明を目指しており,より良く,より上手に運動するためのエビデンスを提供しています。
本授業では,人間の基本動作やスポーツ動作を対象とし,身体運動の本質的理解と客観的評価のための基礎理論について学びます。座学を中心としますが,受講生のスポーツ経験を基にした意見交換なども取り入れていきたいと思います。課題や小テストは,次の授業で解答を示し簡単に解説をします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は,身体運動の仕組みを理解することを主目的とし,スポーツの本質や客観的評価を観る目を養うことによって,スポーツの科学的側面を説明できるビジネスマンとなるための知識を身につけることを目標とします。具体的には,歩く,走る,跳ぶ,投げる,打つなどの身体運動およびスポーツ動作について,筋の働き,関節の動き,動きの力学に関して主要な説明ができるようになることを目標とします。
【身につく力】知識・理解
授業計画
第1回 ガイダンス,授業内容,成績
第2回 スカラーとベクトル 速さと速度は同じ?
第3回 並進運動と回転運動 回りながら進むラグビーボール
第4回 ニュートンの運動の法則 やりはどこまで飛ぶか
第5回 仕事,パワー,力学的エネルギー 力強さとパワフル
第6回 トルク,慣性モーメント フィギュアスケートのスピン
第7回 抵抗,揚力,マグヌス効果 迎え風で飛ぶスキージャンプ
第8回 前半のまとめ,復習問題演習,中間試験
第9回 筋の収縮,エネルギー系 引っ張られるほど力が出る
第10回 骨格,関節,筋 回内で投げるカーブ
第11回 立位姿勢,身体重心,歩行,走行 重心はどこにある?
第12回 ストライド,ピッチ,跳躍 歩幅でかせぐか歩数でかせぐか
第13回 垂直跳び,走り幅跳び,走り高跳び 助走で決まるジャンプ
第14回 スキル,反射と随意運動,運動連鎖 しなやかなムチ動作
第15回 後半のまとめ 復習問題演習
関連科目
スポーツ生理学,スポーツトレーニング論
準備学習等の指示
毎回の授業内容に関する予習や復習を心がけてください。予習については,分からない用語などは事前に調べてくるとより授業の理解度が高まります。復習については,配付資料の問題を解答できるようにしましょう。特に前半まとめと後半まとめの復習問題が重要です。1時間以上は予習,復習に時間をかけましょう。
教科書
教科書はありません。必要に応じて資料を配付します。
参考文献
深代千之ほか「スポーツ動作の科学」東京大学出版会,2,400円,2010年
金子公宥「スポーツ・バイオメカニクス入門 第3版」杏林書院,2,500円,2006年
長谷川裕「スポーツ動作と身体のしくみ」ナツメ社,1,500円,2010年
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(60%),中間試験(30%),カードのコメントと授業への参加度(10%)で評価します。ただし,出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は,単位を認定しません。
実務経験と授業との関連
備考
受講心得:私語,飲食厳禁です。理解できなかったことは質問をして知識を確実に身につけてください。
※日本スポーツ協会公認スポーツ指導者養成講習共通科目