シラバス情報

科目名
社会人基礎学力(論理) a
授業コード
34005
担当者名
青谷 章弘
副題
就職能力検査SPI3の対策授業 主に論理的思考力を問う分野を扱う
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
就職試験でしばしば利用されるSPI3能力テストの非言語分野(数理分野)の対策を行います。場合の数、確率、推論などを扱います。複雑な計算は少ない反面,論理的思考力を要求する内容です。
授業は、テキストと配布するプリントにそって進めます。基礎的な事項を説明したのち、テキストで問題演習に取り組みます。また,宿題を毎回課し,次週の授業の冒頭で解答と解説を実施します。
毎回の授業の最後に小テストを実施し、次週の授業資料等で解説を提示します。第9回には,テキストの「練習問題」レベルで構成された中間テストを行います。第15回にはSPI3能力テストの模試「就職能力試験」を実施します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
SPI3能力テストの非言語分野で4割程度取ると大半の企業のボーダーに達するというデータがあります。そのためには、テキストの「練習問題」レベルの問題を必ず正解できるようになる必要があります。以上のことから、本講義の到達目標を以下のように設定します。
 ・「就職能力試験」の非言語分野で3割以上の得点を取る。
 ・中間テストで8割以上の得点を取る。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「問題解決力」 
授業計画
第1回  ガイダンス、場合の数
第2回  順列と組み合わせ
第3回  確率の基礎
第4回  確率の計算(1)
第5回  確率の計算(2)
第6回  推論(1)〔発言の真偽〕
第7回  推論(2)〔数と平均〕
第8回  推論(3)〔対戦・対応関係〕
第9回  中間テスト、振り返り
第10回  推論(4)〔大小関係・順序〕
第11回  推論(5)〔位置関係・回路〕
第12回  複数回答の推論
第13回  割合の計算
第14回  速さの計算
第15回  SPI3能力テスト模試「就職能力試験」の実施 
関連科目
社会人基礎学力(計算)a,b
社会人基礎学力(計算)と社会人基礎学力(論理)の2つの講義で、SPI3能力テストの試験範囲を網羅しています。片方だけでは約半分の範囲しかカバーできませんので、ぜひ両方履修してください。(計算)の方がSPI3頻出の内容を多く含みますので,(計算)を先に履修することをおすすめします。
準備学習等の指示
授業内容の理解と,記憶の定着のために復習を大切にして下さい。具体的には,毎回の宿題の問題を解いて下さい。また,宿題が難しいと感じる場合には,授業で扱った問題の解き直しから始めて下さい。これらを丁寧に行えば30分以上かかると思います。
授業についていけていないように感じる場合は予習をおすすめします。テキストで、次回の授業範囲の例題の問題文や解説を読んでおくと効果的です。
教科書
「SPI3 能力テスト対策 必出問題完全攻略」 (株)学研アソシエ
テキストの問題を解くためのノートもあるとよいです。
また、例題や宿題を記載したプリントを毎回配布します。A4サイズのプリントに2穴あけて配布しますので,ファイルを準備しておくと良いです。
参考文献
特にありません。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
中間テスト,「就職能力試験」,毎回の小テスト,授業への参加度,自由提出のレポートから評価します。それぞれの内訳は以下の通りです。なお,出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は,評価の対象としません。 
・中間テスト 35%
・「就職能力試験」 35%
・小テストの成績,授業への参加度 30%
 (出席回数が11回以上の場合、授業への参加度に加味します)
・授業プラスアルファで自学習したものをレポートとして提出した場合,評価に加えます。
実務経験と授業との関連
備考
授業中わからないことがあれば青谷に質問するか、近くの人に質問して下さい。わからないことをそのままにするのではなく、勇気を持って人に質問して下さい。
授業中に隣の人とペアで問題を解く方針を話し合ったり、解き方を説明したりする場面を設定することがあります。その機会を通じて隣の人と仲良くなって、助け合える関係性を作ってほしいです。