教員名 : 高石 哲弥
教員名 : 餅川 正雄
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科目名
わが人生の転機Ⅱ(同窓生編)
授業コード
35002
担当者名
高石 哲弥、餅川 正雄
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
授業内容
【授業内容】
大学の4年間は、皆さんが自分自身の人生を築いていく上で大きな意味を持っていると思います。それは皆さんが卒業後、社会への貢献者として意義ある人生を作り上げていくための、準備期間、充電期間といえる時期だからです。こんな大事な時期なのに、どんな大学生活を送ればいいのか、あなたは迷ってはいませんか? 本学には、全国各地のいろいろな分野で活躍している約35,000名の卒業生がいます。 この授業で、その先輩を招き、学生生活(楽しかった想い出、挑戦談、失敗談など)や就職活動についての話を聞き、学生生活をどう送るべきかのヒントをもらいませんか? 【授業方法】 毎回ゲストスピーカーをお迎えし、お話を聞いたあと、質疑応答を行います。授業終了後、授業を振り返りながら聞いたことをレポートにまとめます。この作業を通じて、得たヒントを自分のものとしていきます。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、元気力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
(1)先輩から元気をもらい、大学生活で目標を設定して仲間と一緒に頑張る学生になれます。 (2)失敗をプラスに変えて「倒れてもすぐに立ち上がる」発想の転換を身につけられます。 (3)「今を力強く精一杯に生きること」の重要性に気付き、自分の日頃の行動を変えられます。 (4)「人間万事塞翁が馬」の格言の意味を具体的に説明できるようになれます (5)話を聴きながら、要点をメモし、今後の生活にどう生かすかを書けるようになれます。 *毎回、出席カードに要点を整理してもらい、授業直後に提出してもらいます。 講師への質問や意見・感想を受け付ける時間を出来る限り設けますので、積極的に発言してくだ い。 身につく力 知識・理解 プレゼンテーション能力 授業計画
第1回 オリエンテーション・人間力チェックシート【初回】実施
レポート(出席カード裏表)の作成上の留意点(最後の部分に必ず意見・感想を書く) 授業担当者が「わが人生の転機」について話し、最初のレポートを作成してもらいます。 毎回、授業終了直後に「レポート(出席カード)」を提出してもらいます。 第2回 竹村 雅之 氏 竹村石油(株) 代表取締役社長(元・同窓会会長) 第3回 水野隆司 氏 (株)プランニング・サプライ 代表取締役社長(同窓会会長) 第4回 中廣 大悟 氏 瀬野川病院(ボクシング元日本チャンピオン) 第5回 山田真紀 氏 (株)フィックス アナウンサー 第6回 折田裕之氏 広島県立広島商業高等学校 校長 第7回 餅川正雄氏 広島経済大学経営学部 教授 人間力チェックシート【中間ふりかえり】実施 第8回 鈴川卓也 氏 (株)THE BULLPEN 代表取締役 第9回 吉田 峻 氏 HIROSHIMA MC SPORTS 代表 第10回 伊藤彰彦 氏 (株)クリエイティブ・ライフ ファイナンシャルプランナー 第11回 藤井 智 氏 AIFP(株)ファイナンシャルプランナー 第12回 田戸 亨 氏 蔵田ファイリング(株)専務取締役 第13回 伊藤賢治 氏 (株)イノテック 代表取締役社長 第14回 岩田知真 氏 (株)イワタ木工 代表取締役 第15回 授業担当者と受講者全員で、再度授業の感想などを語り合い評価します。 人間力チェックシート【最終ふりかえり】実施 *講義スケジュールは、講師の都合などで変更になることがあります。 関連科目
わが人生の転機Ⅰ(教職員編)
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「元気力フィールド」の授業です。毎回、元気力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください(①失敗から元気に立ち上がるための意欲・気概をもつ ②自分の長所を発見し、自分の将来に展望をもつ)。
◆準備学習として、講師の勤務する会社の概要や職業資格(FP、宅地建物取引士、作業療法士など)、仕事の内容などについて、インターネットで検索したり、図書館で調べたりしておいてください。これに要する時間として。30分程度必要になります。 授業直後に、ゲストスピーカーから学んだこと、講義の内容と感想・意見などをまとめて提出してもらいます。そのため、毎回のレポート(=出席カード)は受講中に作成する必要があります。レポートの書き方については、最初の授業で説明しますが、要点は次のとおりです。 1. 話された内容で勉強になったこと、分かったこ&決意を箇条書きで5項目以上を列挙します。 例 ・① 「何かにチャレンジして失敗したら、やり直せばいい」ということが分かった。 決意として、何事も積極的に行動して、失敗をひきづらないようにしたい。 2. 文中の「キーワード」には、線(アンダーライン)を引くこと。 3. 出席カードの裏側まで。丁寧で小さな文字で書くこと。 4. 最後に、感想・意見・疑問点・今後の生活に活かしたいことなどを書くこと。 ◆授業の最後に、講師に対する質問を受け付けます。質問がない場合は、勉強になったことなど、個人の感想を述べてもらうために指名します。 授業の冒頭で、授業担当者が前の週の講義内容を「まとめの資料」を配付し、その要点を解説します。また、提出された出席カード(レポート)に記載された内容や質問事項や意見などの一部をフィードバックして、リフレクションを行います。なお、前の週に欠席した学生は、「まとめの資料」を読んで、別の出席カードに自分の感想などを記入して提出してもらいます。 教科書
教科書は使用しません。
参考文献
必要なものがあれば、授業でそのつど指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業参加への積極性(質問、発言等)20 %と、授業終了直後に提出するレポート(出席カード)の内容80%で評価しますので、要点を簡潔明瞭にまとめてください。欠席した回は、後日、まとめの資料を参考にして出席カードに記入して提出する必要があります。これを評価に加味しますが、提出しない場合は、評価点がありません。
実務経験と授業との関連
講師は、すべて本学の卒業生です。実業界での経験を有する方々を招いて「生き方」や「考え方」のヒントになる助言を(実際の経験を基にして)講義してもらいます。
備考
定員を50名とします。
興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視 した「人間力チェックシート」を作成していただきます。 |