教員名 : 宮田 庄悟
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科目名
企画力養成講座
授業コード
35008
担当者名
宮田 庄悟
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
授業内容
【授業内容】
企画力とは、アイディアを思いついたり、コンテンツを制作したり、イベントを準備することだけではありません。考えることです。私達は、日常生活で様々な問題に出会います。その問題について考えて、答えを見つけることが企画力です。 この授業では、企画力を構成する様々なスキルを、授業の中で例題を解決することにより学んでいきます。 授業の後半では、特に論理力と創造力を身につけるために、具体的な情報発信することも学びます。 【授業方法】 (1) 個人やグループごとに例題に取り組んでもらいます。その作業を通じて、情報収集、グループディスカッションの方法、プレゼンテーション技術、課題解決、発想方法、論理構成、企画書作成を学びます。 (2)コンテンツ制作により、コミュニケーションによる課題解決のための、企画力を体験して、考えることを学びます。 【課題等のフィードバック】:課題発表について受講者とともに教員が評価してフィードバックします。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、企画力に分類される授業であり、到達目標は以下ようなものです。
(1)アイデア溢れる積極人間になることをめざします。 (2)魅力ある企画作成力の獲得をめざします。 (3)ビジネスコミュニケーション能力の習得を目めざします。 【身につく力】「コミュニケーション能力」「プレゼンテーション能力」「協働して成し遂げる力」 授業計画
第1回 オリエンテーション・人間力チェックシート【初回】実施
講座の目的と方法の共有、および参加者の目的と希望の表明。また、全員の相互理解を行います。 この回では、まず人間力について理解し、どの人間力を身につけたいかを意識します。 第2回 企画力を考える 企画とは何かについて、全員で考えます。グループディスカッションと発表。 第3回 課題解決 企画力と手法の解説。例題のグループワークと発表。 第4回 課題解決 課題解決法の解説。例題のグループワークと発表。 第5回 思考法 思考法の解説。例題のグループワークと発表。 第6回 グループディスカッションの技術 グループディスカッションについて全員で考えます。技術や要件の解説。 第7回 発想法 企画力と発想法の解説。例題のグループワークと発表。 第8回 発想法・人間力チェックシート【中間ふりかえり】実施 例題のグループワークと発表。 この回では、自身の人間力の変化をふりかえり、その変化に対する考えを仲間たちへ伝えます。 第9回 情報発信方法検討と検討 手法の解説。情報発信の手法を決定します。 第10回 テーマ・課題の設定 受講者の制作物のテーマを決めます。全員がプレゼンテーションを実施。 第11回企画書の作成 企画書の作成の要件解説。企画書を作成します。 第12回 写真撮影と記事作成の技術 制作作業の解説。取材実施。 第13回 制作 取材および制作 第14回 制作 取材および制作 第15回 評価とまとめ・人間力チェックシート【最終ふりかえり】実施 制作物のプレゼンテーションと全員による評価。全体まとめ。 この回では、総合的なふりかえりを通して、自身の人間力がどのように成長したのかを理解します。 関連科目
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準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「企画力フィールド」の授業です。毎回、企画力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください(①無から有を生み出す創造力をもつ、②企画書に基づいて、その企画を相手に説得する力をもつ)。また、資料作成等、プレゼンテーションの準備には90分以上が必要となります。
教科書
教科書は使用しません。毎回資料等のプリントを配布します。
参考文献
必要なものは授業中にそのつど指示します。
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
1)授業への参加度20%
2)各回の企画内容40% 3)プレゼンテーションや提出物など40% 実務経験と授業との関連
広告会社、PR会社、放送会社、スポーツ団体で、様々な課題を解決し、各種のコンテンツを制作してきました。その体験から学んだ企画力や、それと関係する様々なスキルを共有いたします。学生の皆さんと一緒に課題を考えて、皆さんの発想力から学び、更にレベルアップしたいと考えています。
備考
定員を30名とします。
興動館科目では、あなたの 人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視 した「人間力チェックシート」を作成していただきます。 |