シラバス情報

科目名
興動館プロジェクトの経営戦略
授業コード
35025
担当者名
中村 隆行
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
【授業内容】
取り巻く社会状況が変化する中、各プロジェクトは、活動がマンネリ化していません。あるいは目標を見失っていませんか。プロジェクトが成果を上げるための戦略を考えてみましょう。ミンツバーグは、①目標を達成するための行為の方向や行動指針を意味する計画・(Plan)の戦略、②他の同じような競合する企業より優位に立つための計略としての戦略、③意思決定や行為の流れにみられる整合性に注目した戦略、④組織の資源・スキルと環境機械・リスク、組織目標との適合を重視する戦略、⑤将来のビジョンやグランドデザインを検討する戦略の5つの戦略概念を示しています。皆さんのプロジェクトの成長戦略を考えることが授業の内容です。
【授業方法】
(1)ワークを行います。プロジェクトについて分析します。環境分析など行います。
(2)戦略ワークシートを作成してもらいます。プロジェクトの成長にとって何が問題でどう解決できるか議論と発表を行います。
【フィードバック】
環境分析を行なったり課題の解決を考える中で疑問点について適宜教員がフィードバックしていきます。 
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、行動力力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
(1)プロジェクトの環境分析をし、抱える問題点を把握します。課題を発見する力を身につけ主体的なかかわり方をつけれるようになります。
(2)課題解決に向けた行動力を身に付けます。
 また、この授業は興動館プロジェクトに直接かかわる授業内容のため、興動館プロジェクトメンバーの履修を優先します。
【身につく力】
①知識・理解、②プレゼンテーション能力、③チャレンジする力 
授業計画
第1回 オリエンテーション 人間力チェックシート【初回】実施
授業の目的、進め方について説明します。
この回ではまず人間力について理解し、どの人間力を身に付けたいかを意識します。
第2回 経営戦略とは何かー経営戦略という専門科目で学習する内容を活かし、プロジェクトの中長期目標設計にあたってのポイントを説明します。
第3回 興動館プロジェクトの活動について、環境分析(内部・外部)を行ない、興動館プロジェクトの成長戦略、組織戦略、事業戦略を取り上げてそれぞれの視点から戦略方策を検討します。
第4回 第一ステップー私の・組織の・潜在的能力・顕在的能力—SWOT分析で強み弱みを把握する。興動館プロジェクトの各チームの現状を分析します。
第5回 第二ステップー成長戦略—実現したい状態・ビジョンを明確にします—
興動館各プロジェクトの目的は明確ですか。企画書(申請)に書いてある社会的背景、目的を明確化する。
第6回 第三ステップーバランス・スコアカードを活用して戦略的マネジメントを検討する。
第7回 成長戦略(中期計画)を作る。
 プロジェクトの目的達成に向けてのロードマップも作ります。
第8回 組織戦略—仲間を増やそう。
 どのようなことを考えて共感しあえる仲間をつくるか。組織作りを考えます。
第9回 アクションプランの作成 人間力チェックシート作成【中間ふりかえり】
 戦略に基づいたアクションプランを考える。
この回では、自身の人間力の変化を振り返り、その変化に対する考えを仲間に伝えます。
第10回 事業戦略—〇〇事業は目的達成に必要な事業か。事業計画は適切か。
第11回 第四ステップー戦略案の発表ー第3回〜第10回を通じて、戦略的な思考でプロジェクトを再検討したが、それらをもとにパワーポイントでプロジェクトを発展させる戦略計画を作成する。
第12回 発表ープレゼンテーション 質疑応答
 前回から引き続いて全員発表を行います。
第13回 発表ープレゼンテーション 質疑応答
第14回 第五ステップー戦略シートを完成させます。 
どのように目標を達成するのか、戦略についてプレゼンテーションを行って
第15回 まとめ、次の成長・展開に向けて 人間力チェックシート作成【最終ふりかえり】
 この回では、総合的なふりかえりを通じて、自身の人間力がどのように成長したのかを理解します。
人間力チェックシート作成のため次のように時間配分します。
初回50分 中間ふりかえり50分 最終ふりかえり50分
関連科目
興動館プロジェクトの計画と実践
興動館プロジェクトの評価と改善
経営戦略論/経営組織論 
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の行動力フィールドの授業です。フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。(達成目標:①物事に進んで取り組む主体性、②目的を設定して確実に実行する実行力 ③他人に働きかけ巻き込む力)
 また、授業で各プロジェクトについて、目的、活動内容、アニュアルレポートを調べるなど、具体的に必要な情報収集を行なってもらいます。
 成長戦力について、プレゼンテーションを行ってもらいますが、その準備には時間をかけてください。発表資料の作成には、概ね90分必要となります。   
教科書
教科書は使用しません。適宜紹介します。
参考文献
井上前回 佐久間信夫 編著『よくわかる経営戦略論』 2008年 ミネルヴァ書房
広兼 修 著 『プロジェクトマネジメント標準PMBOK入門』2014年 オーム社
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
1)授業への参加度・・・20%
(2)課題の提出物・・・40%
(3)プレゼンテーション・・・40% 
実務経験と授業との関連
広島県・広島市の社会福祉協議会評議員、ボランティア情報センター運営委員、JICA草の根プロジェクト評価委員、広島県ユネスコ協会 ESD(SDGS)活動評価委員、江田島市まちづくり助成審査委員など様々な活動の審査評価委員を務めた経験、NPO支援センター事務局長。代表理事などさまざまなボランティア・NPOの活動や運営にかかわってきた経験を活かし、市民活動やプロジェクトの評価についての経験を授業に活かしていきたい。 
備考
定員を30名とします。

興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視した「人間力チェックシート」を作成していただきます。