教員名 : G.R.ハラダ
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科目名
広い世界を体験してみよう
授業コード
35026
担当者名
G.R.ハラダ
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類
授業内容
授業内容: グローバリゼーションや人の流動化により社会の国際化が進み、いわゆるグローバル人材の育成はますます重要視されるようになってきました。ビジネスの場面や人との交流の場面において、特に、異文化適応能力、すなわち他文化や他者への理解等は重要です。このようなスキルや知識を身に付けるためには現地での体験が重要になります。そのため、本講義では、提携校への短期体験留学を含む内容になります。
実施方法: (1)現地訪問の前に、国連のSDGsのプラットフォームを使いながら、訪問地域の社会問題やこれまでの解決策等を学びます。 (2)提携校の学生とオンラインでディスカッションし、現地の状況を把握しながら知識を深めます。 (3)最終的に、その地域を訪問し、提携校の学生と社会問題及びその解決策等を考えていきます。帰国後は成果報告を行います。この短期国際体験・協働学習によって、次の段階である長期留学へ挑戦することを期待します。 課題フィードバック: 皆さんが企画・プレゼン等を立てていく中で生まれる様々な課題や疑問点に対して、教員が適宜フィードバックしていきます。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
① グローバル人材育成(COIL [Collaborative Online International Learning]オンライン国際協働学習)方式を活用し、現地への渡航前にオンラインで提携校の学生とディスカッション・交流を行い、最終的に提携校の学生と一緒に課題解決の研修を行い、その結果を帰国後に発表します。
② SDGsの理解を深めます。 ③ 長期留学への挑戦を後押しします。 【身につく力】: ①「知識・理解」、②「異文化理解力」、③「問題発見力」 授業計画
<世界の国々を知ろう>
1回 広い世界の主な地域(欧米・アジア)のグローバリゼーションに関連するニュースや文化の違い等を概説します。<人間力チェックシート【初回】の作成・オリエンテーション> 2回 何のために外国のことを知る必要があるのか(その目的)を考えます。<人間力チェックシートの作成> <広い世界を学ぼう> 3回 目的に沿って、地域を絞り、文化の違いについて学びます。<人間力チェックシートの作成> 4回 目的に沿って、地域を絞り、社会問題について学びます。 <知識を行動に移していこう> 5回 SDGs#11 住み続けられるまちづくり(持続可能な都市)の課題を考えます。 6回 海外事例を使用しながらグループディスカッションをします。 <具体的な講義・グループワーク内容を挿入、具体例として、1)シンガポールは「水の問題」をどのように解決したのか(海水を真水に変えた)と、2)タイ「交通渋滞」の問題をどう解決したのか(MRTの建設)等> <短期体験留学を考えてみよう> (2023年夏の短期国際体験・協働学習先はシンガポール) 7回 渡航先の情報収集し、渡航方法を調べます。また、危機管理の知識を深めます。<人間力チェックシート【中間ふりかえり】> 8回 渡航前に、現地の提携校の学生とオンラインでSDGsについてディスカッションし親交を深めます。<先方とZoom会議を実施します。> 9回 渡航先で解決するための課題を考え作成します。<先方とZoom会議を実施します。> <短期体験留学をしてみよう> 10回〜14回 <シンガポールでの講義・短期国際体験・協働学習内容(8時間相当)> <人間力チェック【最終ふりかえり】> <帰国後の成果報告> 15回 短期国際体験・協働学習の修了後に、滞在中の課題解決の調査資料をまとめ、最終成果報告を行います。<最終報告は後期9月〜10月に実施する予定です。> 関連科目
広い世界に飛び出そう
広島とハワイで学ぼう!めざせ国際人 準備学習等の指示
各メディア・ソースや書籍を使ってグローバリゼーションやSDGs等に関するトピックス等を調べておくことが望ましい。
教科書
なし
参考文献
なし
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
事前学習(25%)、短期国際体験・協働学習(50%)、帰国後の成果報告(25%)
実務経験と授業との関連
備考
1) 定員15名。
2)短期体験留学費用は、25万円程度(旅費、授業料、宿泊費等)を予定しています。費用についての最終決定は、プログラムの決定、全員のパスポート提出、フライトの正式申込み終了後の5月下旬頃の予定です。 3)短期体験の渡航時期は9月上旬から中旬で、滞在期間は約7日間の予定です。 4)短期体験留学費用に対する若干の補助を予定しています。 興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視した「人間力チェックシート」を作成していただきます。 |