シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (竹林栄治)
授業コード
41304
担当者名
竹林 栄治
授業題目
近現代ドイツ史、日独交流史および広島の戦跡紹介
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
演習概要と目的
演習概要
この演習は、ドイツの近代および現代の歴史を学習することで、欧州大陸の大国である「ドイツ」を深く理解することを目的にします。同時に日本人が「ドイツの歴史」を学ぶ意味も考えます。
また、戦争記憶の継承と国内外の観光客に対する歴史系コンテンツ充実の一環として、広島市内外に散在する戦争遺跡のガイドを日本語と外国語で実施します。ゼミでの学習を通じて、広島の歴史を多面的に捉える能力を涵養するとともに、自分の可能性を引き出すことを目的とします。

演習計画
前期では、まずゼミ生同士の親睦を図るためのアイスブレークを行います。次いで、教科書を使用して学びます。次いで、軍都広島の歴史と日独交流史(広島・ドイツ交流史)を学び、広島城内外の戦跡をガイドするために準備を行います。後期では、近現代ドイツ史前編を学習し、その後戦跡ガイド本番に臨みます。戦跡ガイド終了後に近現代ドイツ史後編を学びます。

これに加えて、勉強会、他ゼミとの交流も予定しています(実施しない場合もあります)。
教科書
石田勇治『図説 ドイツの歴史』(河出書房新社, 2007年)を使用します。
活動予定
演習Ⅰの主な活動予定は以下の通りです。

アイスブレーク(4月)
戦前の広島(プリント学習 4月〜6月)
日独交流史(広島・ドイツ交流史)(プリント学習 5月)
戦跡ガイド原稿暗記(6月〜7月)
近現代ドイツ史前編(教科書使用 9月下旬〜10月)
広島戦跡ガイド本番(10月下旬〜12月上旬)
近現代ドイツ史後編(教科書使用 12月上旬〜1月)

※新型コロナウィルスの感染状況等により予定が変更される可能性があります。
※新型コロナウィルスの感染状況により、卒論指導が遠隔授業(Teams)で行われる場合があります。
成績評価の方法
平常の授業参加度(毎時の確認テスト、グループ学習時の貢献度など)と提出物

注意事項
1 演習Ⅰの無断欠席は厳禁です。無断欠席が累積すると、単位が認定できない場合があります。
2 演習での提出物は期限厳守です。期限後の提出は原則認めません。
3 演習の学習活動では指定された教科書は必須のものです。必ず各自で自分の教科書を入手してください。入手しないことに起因するすべての不利益は、学生の自己責任です。
4 戦跡ガイド本番や実地見学は正規の授業であり演習Ⅰの中でも非常に重要な授業です。したがって全員参加が原則です。無断欠席した場合には演習活動を放棄したものとみなし単位が認定できない場合があります。

選考方法
対面の面接による選考
1次選考期間: 11/22(火) 13:30〜14:30
2次選考期間: 12/9(金) 15:30〜16:30
3次選考期間: 12/20(火) 13:30〜14:30
履修条件
1 「ドイツの歴史」に興味がある学生を歓迎します。
2  ヨーロッパや日本の鉄道に興味がある学生を歓迎します。
3 「軍都広島の歴史」や軍事史・戦史に興味がある学生を歓迎します。
4 経済史基礎Ⅰ・Ⅱやドイツ語基礎Ⅰ・Ⅱを履修していることが望ましいです。
オフィスアワー
【研究室自由訪問期間】
11/15(火) 13:30〜14:30
場所:3号館4階423号室
メール:ej-take@hue.ac.jp