シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (堀江真由美)
授業コード
41310
担当者名
堀江 真由美
授業題目
経済現象をミクロ・ゲーム理論で考える
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
【授業概要】
私たちは日々さまざまな経済現象を目の当たりにし、複雑に絡み合う多様な経済問題を抱える経済社会に生きています。経済学を学び身につけて、これから社会でどのように役立てていけばよいでしょうか。
そこで本演習では、ミクロ経済学、ゲーム理論、意思決定理論の基礎を学び、現実に目の前で起こっている経済現象や社会・経済問題に対して、どうアプローチしたらよいのか、解明への糸口を探るために必要な理性を養い、論理的思考や分析能力を高めることを目標とします。
そのために、まずミクロ経済学、ゲーム理論を受講生主体の演習形式で学びます。具体的には、小グループに分かれてテキスト(受講生で話し合って決めます)を解説して学び合う、幾つかのトピック(受講生で話し合って選びます)について発表し、中・高校生や初学者向けにパズル、ドリル、クイズを作成したりします。ここで作成したパズルやクイズをできるだけ多くのの人に解いてもらえるような情報発信の方法についても考えていきます。
また、受講生で市場ゲームやオークション、提携形成ゲーム等を実際にプレイしてみたり、実験的なゲームや意思決定モデルを考案して実施してみたりすることで、理論的予測と現実とのギャップを体感し、その意味を考える機会を多くもちたいと考えています。
本演習では、受講生には常に主体的、積極的に取り組む姿勢が求められます。記事や紹介文の作成・発表、プレゼンテーション、ディスカッションを中心にゼミを運営していきます。また、twitterやfacebook等のゼミアカウントで情報発信を行うことも目標にします。

【授業計画】
① ゼミ形式に慣れよう
② 基礎を復習しよう(ミクロ経済学編)
③ 基礎を学ぼう(ゲーム理論編)
④ ゲームを実験してみよう(実際に受講生でゲームをプレイします)
⑤ 身の回りの問題からモデルを作ってみよう(各自、卒業研究テーマを絞っていきます)
教科書
『ゲーム理論の思考法』 川西諭(著)、中経の文庫 か 25-1、2015年
『ゲーム理論入門の入門』 鎌田雄一郎(著)、岩波新書、2019年
『ミクロ経済学の力』 神取道宏(著)、日本評論社、2014年
活動予定
前期  懇親会、レクリエーション
後期  懇親会、レクリエーション
    卒業研究テーマの発表会
成績評価の方法
平常の出席状況と受講態度、取組み・貢献度の状況、問題演習の成果、報告成果(回数と内容)を総合的に評価します。

選考方法
【第1次】
選考方法:「登録希望願」の内容と面接
面接日時:11月23日(水)14:45〜および11月24日(木)13:00〜
面接場所:7号館1階001号室
※登録希望願を記入のうえ持参またはメールに記載すること。
※必ず電話・メール等で連絡のうえ、面接日時を予約してください。
(内線:651、メールアドレス:m.hori1252@hue.ac.jp)

【第2次】
選考方法:「登録希望願」の内容と面接
面接日時:12月8日(木)12:30〜15:00
面接場所:7号館1階001号室
※登録希望願を記入のうえ持参またはメールに記載すること。
※必ず電話・メール等で連絡のうえ、面接日時を予約してください。
(内線:651、メールアドレス:m.hori1252@hue.ac.jp)

【第3次】
12月22日(木)12:30〜15:00
面接場所:7号館1階001号室
※登録希望願を記入のうえ持参またはメールに記載すること。
※必ず電話・メール等で連絡のうえ、面接日時を予約してください。
(内線:651、メールアドレス:m.hori1252@hue.ac.jp)
履修条件
*遅刻・欠席をしないこと
*努力を惜しまないこと
*仲間と助け合えること
オフィスアワー
毎週金曜日3・4限
研究室訪問期間:11月11日3限