教員名 : 餅川 正雄
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科目名
演習Ⅱ 済・営(餅川正雄)
授業コード
41432
担当者名
餅川 正雄
授業題目
身近な社会問題 —個人研究テーマの追求と卒論作成—
科目ナンバリング
単位数
6.00単位
配当年次
4年
授業概要・授業計画
演習Ⅱでは、前年度の活動をもとに各自が設定した研究テーマを追求し卒論を作成します。身近な社会問題を取り上げ、文献資料を調査、分析するとともに、近くにある関連する現場を取材して問題を掘り下げながら卒論作成に取り組んでいきます。卒論作成においては、論証型論文の構成、記述方法、引用、典型的な文章表現、出典・中などに関わる表現方法を繰り返し学んで、習得・活用します。また、ゼミ内での発表や議論をとおして、問題を客観的・多面的・批判的にとらえることを学びます。この演習Ⅱをとおして、問題を把握・分析・解決する力、他者に関わり協力すること、論理的に考え表現することを学びます。
<授業計画> 第1回 オリエンテーション ・演習Ⅱで取り組む内容を理解し、卒論完成までの計画表を作成する。 第2回〜第3回 卒論テーマ(第3次案)の発表 ・各自の卒論テーマ案のアウトラインを発表し、質疑応答をとおして特徴、問題点、修正方法などをとらえる。 第4回〜第5回 論証型論文の文章表現 ・「盤石」を読んで、優れた卒論の書き方について理解を深める。 ・文献調査や資料作成に関わって、引用、典型的な表現、効果的な論理展開などを学ぶ。 第6回〜第10回 卒論の部分作成・発表 ・取材計画を立て、アポを取って取材に行く。 ・研究仮説、本論1の部分を作成し、発表する。 ・質疑応答をとおして、部分作成した論文の特徴、問題点、修正方法をとらえる。 第11回〜第15回 卒論の部分作成・発表② ・取材対象を広げたり、同じ取材再起に複数回目の取材を行ったりする。 ・研究方法、本論2の部分を作成し、発表する。 ・質疑応答をとおして、部分作成した論文の特徴、問題点、修正方法をとらえる。 第16回〜第18回 中間発表 ・前書きから本論2までの部分を修正し、発表する。 ・質疑応答をとおして、部分作成した論文の特徴、問題点、修正方法をとらえる。 第19回〜第23回 卒論の部分作成・発表③ ・本論3、結論の部分を作成し、発表する。 ・質疑応答をとおして、部分作成した論文の特徴、問題点、修正方法をとらえる。 第24回〜第28回 部分発表④と卒論の完成 ・参考文献、添付資料、要約の部分を作成し、発表する。 ・質疑応答をとおして、部分作成した論文の特徴、問題点、修正方法をとらえる。 ・卒論を完成させる。 第29回〜第30回 振り返り ・完成した卒論を互いに読み合って感想を述べる。 ・演習Ⅱでの取り組みを振り返る。 <図書館文献ガイダンス> ・前期に、レポート論文作成のための資料収集方法のガイダンスを実施する。 教科書
教科書は使用しません。毎回、レジュメや資料等のプリントを配布します。
租税法に関する先行研究として、多くの論説を読んでいきます。 活動予定
<毎時の授業の進め方>
1) 発表「新聞記事を読んで」(2名) 2) 発表「卒論の部分発表(卒論テーマに関する調査内容と考察)」(3名) 3) 講話「本時の評価と次時の課題へのコメント」(教員) <その他> ・毎回の授業で、口頭発表とディスカッションを行います。ゼミ対抗スポーツ大会への参加、懇親会、他のゼミとの交流会などを予定しています。 成績評価の方法
授業への参加態度、資料作成や発表、取材やグループワーク、ディスカッションでの活動状況、卒論の内容などを総合的に評価します。
選考方法
演習Ⅰに引き続き履修してもらいます。
履修条件
主体的に卒業論文の作成ができること。
オフィスアワー
火曜日の2時限目がオフイスアワーです。
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