シラバス情報

科目名
教育相談 【教職】
授業コード
51026
担当者名
上手 幸治
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)、高校一種(公民)、高校一種(商業)、高校一種(情報)

授業内容
教育相談は、児童生徒が自己理解を深めたり好ましい人間関係を築いたりしながら、集団の中で適応的に生活する力を育み、個性の伸長や人格の成長を支援する教育活動です。児童生徒の発達の状況に即しつつ、個々の心理的特質や教育的課題を適切に捉え、支援するために必要な基礎的知識(カウンセリングの意義、理論や技法に関する基礎的知識を含む)を身に付けます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
教育相談をテーマとし、以下のことを到達目標とします。
1)学校における教育相談の意義と理論を理解している。
2)教育相談を進める際に必要な基礎的知識を理解するとともに、カウンセリングの基礎的な姿勢や技法を身につけている。
3)教育相談の具体的な進め方やそのポイント、組織的な取組みや連携の必要性を理解するとともに、さまざまな事例に応じた対応方法を身につけている。
【身につく力】「知識・理解」「コミュニケーション能力」「問題解決力」
授業計画
第1回 教育相談の意義と理論                           
第2回 心理学の基礎理論や概念                      
第3回 カウンセリングマインドの基礎理論       
第4回 ロールプレイ 2つの態度   
第5回 紙上応答訓練−紙に書かれた相談への応答−           
第6回 聴取応答訓練−音声で語られた相談への応答−          
第7回 問題への対応 問題の早期発見 問題発生の予防
第8回 教育相談の組織作りと運営の進め方 校内連携           
第9回 登校への刺激はある方がよいのか−不登校の事例−           
第10回 いじめ発生のメカニズムと対応                          
第11回 虐待被害の影響と対応                                         
第12回 危機対応と描画によるアプローチ                      
第13回 保護者・専門機関との連携の工夫
第14回 教師のメンタルヘルスを維持する方法 
第15回 総括のロールプレイ「乗り越えた体験」
関連科目
生徒・進路指導論
準備学習等の指示
受講前に必ず資料冊子の内容を読み、用語を調べるなどして課題意識を持って講義に臨むようにしてください(約15分以上)。また、受講後は講義で紹介した文献等に積極的に当たり、理解を深めるようにしてください。
教科書
テキストの代わりに参考となる資料冊子を配付します。
参考文献
『生徒指導提要』(平成22年3月 文部科学省)
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(1015字以上1155字以内)の成績(60 %)、小レポート(20%)、授業への参加度(20%)
により評価します。
授業への参加度は、ペアワークを含めた対話の練習を行いますので、積極的にディスカッションしてください。
11回以上の出席はさらに加点します。
実務経験と授業との関連
スクールカウンセラーとして教育現場で12年以上相談業務に取り組んできました。
その経験を活かして、児童生徒・保護者への教育相談の手法、学校内外の支援者との連携、現代の教育現場の課題、などを講義します。
備考