シラバス情報

科目名
資格英語Ⅳ b
授業コード
11429
担当者名
西本 純子
副題
スコアアップTOEICⅡ
科目ナンバリング
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
今回、このテキストの採用を決めた理由は、TOEICが国際コミュニケーション英語能力テストであるということを再認識させてくれる点です。本書は、語句の暗記や読解にとどまらず、習得した知識や情報を会話の場面で実践できるためには、コミュニケーション能力を高める必要性があることを力説しています。もちろん、各ユニットでテーマ毎に、関連する語彙、文法を学んでいきますが、理解した後は、授業外の学習、特に口頭練習と相まって、目標達成に近づくということを念頭においてください。リスニングおよびリーディングの内容を、聞きながら、あるいは、読みながら、日本語に転換せずにイメージできるように学習していきましょう。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
TOEIC600点を目標とします。
各ユニットに出てくる語彙、基礎的な表現を覚えて、会話の場面に使えるようにしてください。聞き取れない英語は話せません。リスニングセクションでは、内容を理解した後で、試験本番のように音声を1回のみ聞いて、理解できるように繰り返し聞いてください。少なくとも、PART2は完全に聞き取ることが目標です。

リーディングセクションでは、状況に応じたメールや手紙、広告文、チャットなど形式は決まっていますので、各ユニットの問題の形式に慣れてください。前期に続いて、Part5の各設問が20秒で解答ができること、さらにPart6は解答テクニックに頼らず、問題文全部を短時間で最初から最後まで読み切る力をつけましょう。

リスニングとリーディングの両方のセクションで、日本語に訳さずに瞬時に理解していくわけですから、不完全な記憶では高い得点を得ることは難しいです。特に、リーディングセクションのPart7では、速読しなければ時間が足りませんので、確実に語彙を習得してください。
授業計画
第1回 Unit1: Sightseeing / Guided Tour 主語と述語を探す
第2回 Unit2: Restaurant  「人称」及び「単数」か「複数」を考える 
第3回 Unit3: Hotel / Service 時制を識別する
第4回 Unit4: Employment 「自動詞」と「他動詞」を使い分ける
第5回 Unit5: Entertainment 形容詞の働きもする「現在分詞」と「過去分詞」
第6回 Unit6: Shopping / Purchases 品詞を識別する
第7回 Unit7: Sports / Health 速読に役立つ「基本5文型」の見分け方
第8回 Unit8: Doctor's Office / Pharmacy 接続詞と接続副詞を識別する
第9回 Unit9: Hobbies / Art 接続副詞を使いこなす
第10回 Unit10: Education / Schools 「関係代名詞」と「副詞副詞」
第11回 Unit11: Technology / Office Supplies 「比較級」と「最上級」
第12回 Unit12: Transportation 「仮定法」と 「倒置」
第13回 Unit13: Travel / Airport  「不定詞」と「動名詞」 
第14回 Unit14: Housing / Construction 文脈に沿った単語の意味をとらえる
第15回 期末試験

関連科目
準備学習等の指示
必ず各Unitの語彙は確認しておきましょう。これがUnitのトピックの内容を概観できる準備となります。
100%理解できなくても、付属の音声を聞いておいて下さい。授業内に配布するスクリプトを見ながら、自分の不得手な箇所を特定し、リスニング力を高めていきましょう。

リーディングでは、少なくともPart5は解答しておきましょう。Part 6 と 7は、授業前の段階でどれくらい理解できるか読んでおきましょう。わからない箇所に印をつけて、授業内で確認してください。もちろん、時間が許す限り、授業内、及び、授業終了後に質問は受け付けます。
教科書
600点を目指すTOEIC L&R TESTへのストラテジー
著者:松本恵美子 西井賢太郎 Sam Little
成美堂 ISBN 978-4-7919-7233-3
参考文献
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
毎回の授業終了前に行う小テスト(10%)、期末試験(70%)、及びTOEICの結果(20%)によって、総合的に評価します。
出席数は、毎回の小テストによってカウントされます。
TOEIC受験は必須です。忘れないように申し込みをしてください。
実務経験と授業との関連
備考