シラバス情報

科目名
西洋史Ⅱ
授業コード
14025
担当者名
足立 孝
副題
近代ヨーロッパ歴史事象、その背景と展開
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)

授業内容
この科目は、教職およびその他の資格取得に資する資格関連科目の1つです。
近代ヨーロッパの歴史事象を構造的に理解し、世界史的かつ関係史的に位置づけることで西洋史学の基礎的知識の習得を図ります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
ヨーロッパ覇権下の世界経済において、ヨーロッパ諸国が封建国家から主権国家に変容を遂げ、海外植民地を獲得する一方、興隆する独占産業資本を礎に帝国主義国家に成長してゆく過程を説明できるようにします。【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 先陣を切るポルトガル・スペイン
第 2 回 セビーリャと新世界
第 3 回 ヨーロッパ覇権下の世界経済をめぐって
第 4 回 商業革命と価格革命
第 5 回 先進諸国家と世界経済
第 6 回 東ヨーロッパ:農奴制
第 7 回 アメリカ大陸:奴隷貿易
第 8 回 ヨーロッパ中心史観とアジア
第 9 回 海外植民地
第10回 重商主義と絶対王政
第11回 市民革命
第12回 産業革命
第13回 産業の資本主義的発展
第14回 独占資本
第15回 帝国主義 
関連科目
西洋史Ⅰ
準備学習等の指示
授業後は、ノートを整理し、理解しづらかったところなどは、事典や参考図書などを利用して、復習しておきましょう。 予習・復習には併せて1時間を要します。
教科書
指定しませんが、参考文献を適宜紹介します。
参考文献
授業時に適宜紹介します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(論述形式。ノートのみ持ち込みを許可します):70%
授業への参加度:30%
実務経験と授業との関連
備考
時間途中の出入り、私語・飲食は厳禁とします。毎時間の講義内容は連続性を持っていますので、欠席したり遅刻したりしないようにしましょう。また、かならずノートをとってよりよく理解するよう務めてください。なお、教職課程履修者は、将来は自らも教壇に立つという自覚をもって、真剣かつ積極的に取り組んでください。