教員名 : 石野 亜耶
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科目名
AIとビジネス
授業コード
24041
担当者名
石野 亜耶
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
高校一種(商業)
授業内容
近年、AI(Artificial Intelligence、人工知能)技術が急速に発展しています。例えば、クイズ番組で全米チャンピオンに勝利したAIや、将棋でプロ棋士に勝利したAIが登場しています。株取引では、AIによる高速トレードが一般的になっています。本講義では、AIの基礎的な要素技術について学び、AIのビジネスへの活用方法を習得します。また、AIを積極的に活用している企業の事例について紹介します。
・講義の形式:座学とパソコンを使用した演習を行います。 ・課題:講義内容を踏まえた練習問題を用意し、授業の冒頭で解説を行います。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
・ AIの基礎的な要素技術を学びます。
・ ビジネスやサービスでAIがどのように利用されているかを学びます。 ・ AIの可能性と限界について学びます。 【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」 授業計画
第1回 AIとは
第2回 AIは社会とビジネスをどのように変えるのか 第3回 問題解決のプロセス 第4回 効率的な解の探索 第5回 知識の表現 第6回 人間の言葉を理解するAIの仕組み 第7回 人間と会話するAIの仕組み 第8回 自ら学ぶAIの仕組み(1) 機械学習 第9回 自ら学ぶAIの仕組み(2) ニューラルネットワークとディープラーニング 第10回 AIのビジネス活用 第11回 AIを活用したビジネスの事例(1) Google、Facebook 第12回 AIを活用したビジネスの事例(2) Amazon、IBM 第13回 AIを活用したビジネスの事例(3) 日本国内の動向 第14回 AIは人間の仕事を奪うのか 第15回 まとめ 関連科目
「データマイニング論」、「データマイニング演習」
準備学習等の指示
・ 復習用に演習課題を用意します。演習課題を解くには、1時間以上が必要です。
・ Python言語によるAIの要素技術の実装例を配布します。 教科書
教科書は使用しません。適宜資料を配布します。
参考文献
荒屋 真二『人工知能概論 —コンピュータ知能からWeb知能まで— 第2版』共立出版
樋口 晋也、城塚 音也『決定版AI 人工知能』東洋経済新報社 定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験、演習課題・提出物を総合的に評価します。
・ 定期試験 70% ・ 授業への参加度・演習課題・提出物 30% 定期試験は、「すべて持ち込み可」、「電卓持ち込み可」で実施します。 欠席の多い場合や受講態度が著しく悪い場合については減点します。 出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合には、定期試験の受験を認めません。 実務経験と授業との関連
備考
・ 講義はパワーポイントの資料を使用して進めます。
・ 講義で配布した資料は、HUE NAVIの授業資料に掲示します。 ・ 受講中は私語・飲食厳禁です。 |