教員名 : 北野 尚人
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科目名
メディアビジネス特講H
授業コード
25024
担当者名
北野 尚人
単位数
2.00単位
配当年次
3年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類
授業内容
ゼミ形式で様々な広告を見ながら、広告の実際を既存の理論と現状から考え、これまでの「広告」と、これからの「広告」を学びます。
また、媒体別の広告ケーススタディを学ぶことによって、広告表現と広告媒体の関係性に関しても理解を深めていきます。 授業の前半では、毎回広告媒体別に受講者が気になった広告・好きな広告を持ち寄り、その広告を選んだ理由を発表し、受講者全員でその広告に対しての感想等を述べてもらいます。 更に、授業の後半ではグループを作り、送り手として実際に広告を作り、プレゼンテーションを行うところまでを体験し、より深く広告を理解します。 制作した広告物は、受講生全員で評価し、改善すべき点をディスカッションし、フィードバックします。 到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
広告をより深く知り、広告へのリテラシーを高め、広告から様々な情報を読み取れる、より賢い生活者となることを到達目標とします。
【身につく力】「知識・理解」「斬新な発想をする力」「協働して成し遂げる力」 授業計画
第 1 回 広告の解剖ガイダンス
第 2 回 新聞広告を解剖する(キャッチコピー・ボディコピーとビジュアル) 第 3 回 雑誌広告を解剖する(コピーと色彩ビジュアル) 第 4 回 ポスター広告を解剖する(ビジュアルショック) 第 5 回 テレビ広告を解剖する(ビジュアルと音声・音楽) 第 6 回 ラジオ広告を解剖する(音声によるイメージ喚起) 第 7 回 アウトドア広告を解剖する(アイキャッチ力と繰返接触) 第 8 回 チラシ広告を解剖する(キャッチコピーと情報レイアウト) 第 9 回 インターネット広告を解剖する(インタラクションの誘発) 第10回 新聞広告作成演習1(モチーフ・ビジュアル・キャッチコピー・ボディコピー) 第11回 新聞広告作成演習2(段数別のレイアウト作成) 第12回 テレビ広告作成演習1(モチーフ・ビジュアル・ナレーション・音楽) 第13回 テレビ広告作成演習2(絵コンテ作成) 第14回 テレビ広告作成演習3(絵コンテ仕上げ) 第15回 プレゼンテ—ション 関連科目
コピーライティング実践講座、CM制作、広告論
準備学習等の指示
普段皆さんは、広告・メディアについて何気なく接触しているかもしれません。
消費者(生活者)としてはその感覚も重要です。 しかし、この授業に際しては、日頃から、かなり意識して広告・メディアに触れておくことが必要になります。 一日の中で延べ30分以上は、広告に接するように心掛けてください。 教科書
教科書は使用しませんが、毎回、受講生が発表する広告作品を教科書代わりに使用します。
参考文献
岸 志津江,田中 洋,嶋村 和恵(2008),『現代広告論』,有斐閣
日経広告研究所 編集(2014),『広告白書2014』,日本経済新聞社 天野 祐吉(2002),『広告論講義』,岩波書店 難波 功士(2011),『メディア論』,人文書院 岩崎 徹(2012),『わかりやすい広告論』,八千代出版 また、日々目にする広告やポスター・チラシ・看板類を良く見ておいてください。 定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)授業への参加度…60%
(2)提出物など…40% ただし、出席日数が3分の2に満たない場合には、成績評価を行わないことがあります。 実務経験と授業との関連
前職の広告会社、博報堂に勤務していた時代から、全ての広告メディアの企画制作に従事していたため、メディア別の広告の評価の方法等に精通しています。
備考
履修定員は30名とし、抽選で選考します。
受講心得:受講中の私語・飲食は禁止です。他の学生の邪魔となる行為のあった者に関しては、以後の出席を認めません。 |