シラバス情報

科目名
経営実践
授業コード
35009
担当者名
藤原 久嗣
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
【授業内容】
実務社会においては様々な経営課題に直面し、最適な意思決定を行っていく必要があります。それらの経営課題を解決し実践していくためには、あらゆる視点から物事を捉え、課題解決に向けての方向性を導くチカラが求められます。本講座では、ケーススタディを通じて実践的な経営手法を学ぶとともに、プレゼンテーションやディスカッションを通じてロジカルな思考の醸成を図ってもらいます。また、講義内容を踏まえた課題についてレポート提出を求め、コメントを付してフィードバックします。
【授業方法】
①企業経営を行う上で必要な意思決定に際し、担当者や管理職の視点から経営課題を考えます。
②企業と地域社会が一体となって活動する上で、日常で発生している課題について議論を行います。
③経営判断を行う上での経営管理の方法について理解を高めます。
④発表を通じて互いの考え方の違いや発想を共有し、企画力をさらに高めます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、企画力に分類される授業であり、到達目標は以下のようなものです。
①様々な立場での経営課題の捉え方を理解しコミュニケーション能力を養います。
②経営管理を行う上での手法などを理解することで、より広い視点で課題を考察する力を身につけます。
③経営を行う上での課題について、自ら企画提案を行い他人にわかりやすく伝えるための論理的思考を高めます。

【身につく力】問題解決力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力
授業計画
<授業計画>(一部変更する場合もあります)
 第1回 オリエンテーション、人間力チェックシート【初回】実施
(この回では、まず人間力について理解し、どの人間力を身につけたいかを意識します)
 第2回 社会環境を知る1・・・企業内で生じ得る様々な経営課題
 第3回 社会環境を知る2・・・企業を取り巻く経営環境を知る
 第4回:ケーススタディ・・・意思決定を行う上での様々な視点の理解
 第5回:グループ演習1・・・企業経営に関連する地域の課題(演習1)
 第6回:グループ演習2・・・企業経営に関連する地域の課題(演習2)
 第7回:プレゼンテーション・・・企業経営を取り巻く経営環境(発表)
 第8回:企業分析1・・・企業の経営管理を行う手法1、人間力チェックシート【中間ふりかえ
     り】実施
    (この回では、自身の人間力の変化をふりかえり、その変化に対する考えを仲間たち へ
     伝えます)
 第9回:企業分析2・・・企業の経営管理を行う手法2
 第10回:ケーススタディ1・・・経営実践する上での内部管理の方法1
 第11回:ケーススタディ2・・・経営実践する上での内部管理の方法2
 第12回:グループ演習1・・・経営を実践する上での企画提案(演習1)
 第13回:グループ演習2・・・経営を実践する上での企画提案(演習2)
 第14回:プレゼンテーション・・・経営を実践する上での企画提案(発表)
 第15回:まとめ、人間力チェックシート【最終ふりかえり】実施
    (この回では、総合的なふりかえりを通して、自身の人間力がどのように成長した
     のかを理解します)
関連科目
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の企画力フィールドの授業です。
毎回、フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください、達成目標:①無から有を生み出す
創造力を持つ。②企画書に基づいて、その企画を相手に説得する力を持つ。

企業の情報だけでなく、社会で生じている事象にも目を向けましょう。そのためには、できるだけ外に出向き、身近な生活環境の中から、新たな気づきや疑問など好奇心を持つように心がけましょう。最低30分以上は復習するように心がけて下さい。
教科書
特に教科書は使用しません。必要な資料は配布します。
参考文献
株式会社名南経営コンサルティング『実践「経営実学」大全』㈱日本実業出版社、5,800円+税
定期試験の実施
定期試験は実施しません。 
成績評価の方法
①授業への参加度…20%
②グループワーク等への参加状況…40%
③プレゼンテーションおよび提出物…40%
授業への参加度・受講態度・発表内容により総合的に評価します。
実務経験と授業との関連
民間企業・行政機関での経験を通じ、実務の現場で生じている課題について、様々な視点から解説を行います。
備考
定員は30名とします。
興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視
した「人間力チェックシート」を作成していただきます。