シラバス情報

科目名
「私たちの広島」PR実践
授業コード
35012
担当者名
後藤 心平
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度後期
教職免許種類

授業内容
【授業内容】
本授業では、まだ知られていない広島の「企業」「商品」「取り組み」などをPRするための企画を立案し、紙媒体(ちらし、リーフレット、フライヤーなど)やwebでの活用を想定したPRデザインを制作します。情報収集のための取材を通して、多様な視点で物事を捉えられるようにし、感性を磨き、発想力を身につけます。
【実施方法】
(1)広島の「企業」「商品」「取り組み」などの情報をインターネットで収集します。
(2)収集した情報をもとに、PRする対象の関係者に直接話を聞いたり、必要に応じて写真撮影したりします。
(3)PRするのための紙媒体・webデザインをパソコン(制作のためのソフトは基本的にPowerPointを使用しますが、その他のソフトの仕様も可能です)で制作します。
(4)完成した紙媒体・webデザインを発表し、相互評価します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、企画力に分類される授業で、到達目標は以下の通りです。
(1)広島の魅力をメディアを使って伝えるための企画を考える。
(2)企画について、他人にわかりやすくプレゼンテーションできるようになる。
(3)多様な視点や発想、表現方法を身につける。 
(4)広島への理解を深め、企画する力、PRする力を身につける。

【身につく力】「コミュニケーション能力」「斬新な発想をする力」「チャレンジする力」 
授業計画
第1回:授業概要
     本授業の展開を説明
     人間力チェックシート作業【初回】
人間力について理解し、どの人間力を身につけたいかを意識します
第2回:PR理論基礎
     PRするとは何か、実際のPRのためのデザインを参照し、PRに必要な要素などを学ぶ
第3回:大学の魅力をPRする紙媒体・webデザイン制作①
     学内をフィールドワークして魅力を見つけ、PRするための紙媒体デザインを制作
第4回:大学の魅力をPRする紙媒体・webデザイン制作②
     発表、相互評価
第5回:広島の魅力をPRする紙媒体・webデザイン制作企画立案
     リサーチに着手
第6回:広島の魅力をPRする紙媒体・webデザイン制作企画書作成
     リサーチ情報をもとに企画書作成、企画プレゼンのためのパワーポイント作成
第7回:広島の魅力をPRするための企画発表
     企画をプレゼンし、もらったフィードバックをもとに企画を改善
第8回:PR素材を収集するための取材
     取材現場を訪れて情報収集、写真撮影
第9回:企画のブラッシュアップ
     途中経過を報告、もらったフィードバックをもとに企画を改善
第10回:デザイン制作①
     キャッチコピー、見出し、レイアウトなど
     人間力チェックシート作業【中間ふりかえり】
自身の人間力の変化をふりかえり、その変化に対する考えを仲間たちへ伝えます
第11回:デザイン制作②
     文章執筆、写真選定など
第12回:デザイン制作③
     完成させる
第13回:発表(前半)
     完成したデザインをプレゼンテーション、相互評価
第14回:発表(後半)
     完成したデザインをプレゼンテーション、相互評価
第15回:振り返りとまとめ
人間力チェックシート作業【最終ふりかえり】
総合的なふりかえりを通して、自身の人間力がどのように成長したのかを理解します
※情報収集、企画立案、デザイン制作でパソコンを使用するため毎回パソコンを持参してもらいます
関連科目
メディア・リテラシー
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の「企画力フィールド」の授業です。毎回、以下のような企画力フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。

〈共生力フィールドの達成目標〉
①無から有を生み出す創造力を身につける
②説得力のある企画プレゼンテーションができる力を身につける

また、生活の中で何かをPRしている広告デザインに目を向け、どのような意図があるのかなどを考えることが重要です。授業時間外でも何かをPRしている広告デザインを意識するようにしてください。 

なお、発表資料の作成は授業時間以外に約1時間以上、制作物の編集作業は授業時間以外に約2時間以上を要します。それらを予習、復習時間と考え、取り組んで下さい。
教科書
教科書はありませんが、資料を授業で配布します。
参考文献
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)授業への参加度[20%]
(2)制作物[60%]
※制作の過程で教員や企業とのやり取り(メールや取材)を通して社会人基礎力をみにつけていくため、こまめに連絡、報告ができない人は評価が低くなります
(3)プレゼンテーション[20%]
実務経験と授業との関連
放送業界での25年の実務経験を活かし、PRや、そのためのリサーチ、取材の手法を具体的な例を示しながら解説します。
備考
定員を30名とします。

興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視
した「人間力チェックシート」を作成します。