シラバス情報

科目名
NPO・NGOの立ち上げと活動
授業コード
35019
担当者名
中村 隆行
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2023年度前期
教職免許種類

授業内容
授業内容】
NPO・NGOの活動分野は、環境問題や国際貢献、震災からの復興を支援する活動、スポーツで地域活性化する活動など様々です。興動館プロジェクトに共通する分野も多くあります。そこで、NPO/NGOは、どんな組織で具体的にどんな活動をしているのか知ることは興動館プロジェクトの活動を考える上でも参考になると思います。活動内容や立ち上げ方、経緯や社会的背景など学ぶことは、皆さんの視野を広げる役に立つものと思います。
【実施方法】
(1)どのような活動が、どのような目的で立ち上げられ、どんな成果を達成しようとしているのか、調査をします(広島県や全国の活動をインターネットなどで探します)。
(2)集めた情報を、団体調査シートにまとめていきます。各自の作業とグループ作業の両方で話し合いながらまとめます。
(3)調べたことや新しい企画をプレゼンテーションします。
【フィードバック】
調べてきた団体の活動についてプレゼンテーションを行ない、、シートを提出してもらいますが、その中で出てきた課題や疑問点について、教員が適宜フィードバックしていきます。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
 本授業は、興動館科目の4つのフィールドの内、行動力に分類される授業で、次のような到達目標を掲げています。
(1)主体的行動する力にあるいは自発的にチャレンジする力が身につきます。
(2)地域や社会が抱えている課題や問題を見つける力とプレゼンテーション能力が身につきます。
(3)ワークショップ、グループ学習を通じて仲間がつくれます。
【身につく力】
「チャレンジする力」「プレゼンテーション能力」「コミュニケーション能力」 

この授業は、興動館プロジェクトに直接かかわる授業内容のため、興動館プロジェクトメンバーの履修を優先します。
授業計画
第1回 オリエンテーション・人間力チェックシート【初回】実施
 授業の目的・進め方について確認をします。また一緒にワークをする仲間を知り仲良くなるためにアイスブレイクを行ない自己紹介を行ないます。
この回では、まず人間力について理解し、どの人間力を身に付けたいかを意識します。
第2回 NPO・NGOって何?
 NPO・NGOとはどんな組織でどんな活動を行なっているのでしょうか。なぜ必要とされているのでしょうか。県内の団体を紹介しながらその活動内容を学んでみます。また、団体の調べ方などを学びます。
第3回 NPO・NGOが登場してきた経緯や実績を学ぶ。
 NPO・NGOが登場してきた社会状況から登場したかなど、関心・興味のある活動の成り立ちを調べ、発表をします。
第4回 広島県内のNPO・NGOの活動ー調査レポートの発表
 調べてきたNPO・NGOの活動を採り上げて、これらの活動の目的や、活動の方法・内容を学びます。
第5回 世界のNPO・NGOの活動ー調査レポートの発表
 世界の舞台にしている活動、地球規模の問題に取り組む活動、地球温暖化防止や海洋プラスチックごみ問題など大きな視点から問題を考えます。
第6回 行動力の原動力は何だろう ミッションについて考える
 関心はあるけど、行動につながらない。行動力につながる源はなんだろう。団体の行動力の基となるミッション・使命について調べてきたことを発表します。
第7回 仲間をつくるー成果を上げるために(目的を達成するためにどう活動すればいいのか・周りを巻き込んだり田団体との協働を考える)
 一人ではできないことも、同じように関心を持つ仲間がいれば、補完しあって大きなことも実現できます。また自分が持っている特技を活かせればプロジェクトも成果を出せます。連繋・協働をするためのチームワークについて学びます。
第8回 NPO・NGOを立ち上げる 人間力チェックシート作成【中間ふりかえり】
 皆さん自信がやってみたい活動をロジックツリーという方法を用いて、何が問題なのか、何ができるか、を企画します。
この回では、自信の人間力の変化を振り返り、その変化に対する考えを仲間たちに伝えます。
第9回 立ち上げの手続き
 目的、活動、達成したい目標、実施体制、ルール(決め方役割など)などを考えます。企画書・申請書をつくってみましょう。
第10回 NPO・NGOのマネジメント
 実際にNPO/NGOの活動を行なうにはいろいろ問題があります。興動館プロジェクトにも共通する組織の課題であるモチベーションやリーダーシップ、コミュニケーションなどです。どうやって、これらの問題を解決しているのでしょうか。ここでは、コミュニケーション力をアップするためのワークショップを行ないます。
第11回 NPO・NGOのプロジェクトの成功した成果を上げたか
 プロジェクトの活動のふりかえりも重要です。成功したとはどうなればいいのか?議論します。
第12回 NPO・NGOの資源調達
資源って何でしょうか。プロジェクトをするには何が必要でしょうか、どう調達するのでしょうか。プロジェクトに必要な資源の調達について学びます。どんな方法があると思いますか。
第13回 以上いろいろな視点からNPO/NGOを調べてきましたが、それぞれの調べたNPOの紹介レポートを作成します。
第14回 振り返りーNPOが果たす役割を社会に活かそう。
 今まで調べてきたNPO/NGOの活動によって、社会の問題は解決されたのでしょうか。活動の振り返り・評価の方法について学びます。
第15回 今までの授業で学び、皆さんが立ち上げを考えたNPO/NGOのフリカエリをします。
また、この回では、総合的なフリカエリを通じて、自信の人間力がどのように成長したのかを理解します。
※アクティブラーニングを取り入れています。ワークショップやグループ学習を取り入れています。
※NPO/NGO/プロジェクトなどICTを活用して情報を収集発表の回ではパソコンを使用します。
※人間力チェックシートの作成に次のように時間を配分します。
初回60分、中間ふりかえり50分 最終ふりかえり50分
関連科目
興動館プロジェクトとコミュニケーション 興動館プロジェクトと企画力 興動館プロジェクトの計画と実施
準備学習等の指示
この授業は、興動館科目の行動力フィールドの授業です。フィールドの達成目標を意識して授業に臨んでください。(達成目標:①物事に進んで取り組む主体性、②目的を設定して確実に実行する実行力)
 また、授業で興味・関心を持ったNPOの分野の活動について、その社会的背景、目的、目標達成の具体的活動、成果について考えをまとめておきましょう。
 リサーチして、プレゼンテーションを行ってもらいますが、その準備には時間をかけてください。発表資料の作成には、概ね90分必要となります。 
教科書
教科書は使用しません。必要があれば、その都度指示します。
参考文献
伊佐 淳 「NPOを考える 第2版」 2016年 創成社
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
(1)授業への参加度 25%
(2)各回の課題提出物 35%
(3)プレゼンテーション 40%
実務経験と授業との関連
NPO法律制定から関わり、広島県内のNPO支援のためのNPO支援センターを立ち上げ、事務局長、代表理事として運営にかかわってきた。県市の社会福祉協議会評議員、市町の市民活動推進委員会・道の駅整備検討委員会などの委員、委員長として審議会の委員も務める。内閣府地域活性化伝道師。
備考
定員を30名とします。

興動館科目では、あなたの人間力の成長を記録するために、ふりかえりと分かち合いを重視した「人間力チェックシート」を作成していただきます。