シラバス情報

科目名
プレゼミ 済・営(野北晴子)
授業コード
41207
担当者名
野北 晴子
授業題目
経済学の基礎
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年

授業概要・授業計画
【授業概要】
 経済学の考え方を学修し、応用経済学に取り組むには基礎固めが重要です。一方、公務員試験対策としての経済学の問題は、過去問を何問も解くことで、そのパターンを知ることができます。そのため、本ゼミではまず「ミクロ経済学」の問題集を使って復習します。
 また、近代経済学では図を使います。これは、論理的思考能力を高めるのに非常に有効です。さらに問題の解き方を考え、レポーター(報告者)として他の学生に解説することによって、理解度を高め、プレゼン能力と議論する力を高めます。
【到達目標】
本プレゼミの到達目標は以下のようになります。
①論理思考を向上させる
②ホワイトボードの前に出る瞬発力を身に付ける
③躊躇せず質問ができる
④決められた時間内に伝えたいことを話すことができる(プレゼンテーションができる)
⑤情報分析能力を身に付ける
⑥公務員試験問題のパターンを知る
【授業計画】
第1回 自己紹介、レポーターの順番決め、図書館の活用法(オンライン検索を含む)、レジュメの作成方法
第2回〜第6回 消費者行動の理論
第7回〜第10回 企業者行動の理論(完全競争市場)
第11回〜第12回 企業者行動の理論(不完全競争市場と独占)
第13回〜第14回 市場均衡
第15回 卒論報告会への参加(問題意識をもって質問をする、レポート・卒論の書き方を考える)
全てを復習するには、半期の授業時間ではとても足りませんが、論理思考のトレーニングとしては有効でしょう。ただ、ERE経済学検定試験、公務員試験受験希望者は、時間外のサブゼミ、もしくは学習相談も活用し、より多くの問題を自分で解くようにしてください。
教科書
市販のテキスト内容も盛り込まれている「ミクロ経済学練習問題」1000円を予定しています。プレゼミで使う この問題集については、最初の講義の時に説明します。
活動予定
ゼミ生の積極的な提案を期待しています。現在、4年生の卒論報告会を計画しています。また、夏休み期間に工場見学(企業の事情によりできない場合は、それに代わるもの)を実施する予定です。
成績評価の方法
授業参加度100%で評価します。ゼミは、学生主体で行うものです。毎回、レポーターを決めますが、それ以外に、間違いを恐れず積極的にホワイトボードの前に出る、疑問がある場合にはまず質問をする、ゼミ活動の運営に主体的に関わる、など自主的な活動を高く評価します。ただし、レポーター(報告者)の日に特別な事情もなく、連絡なしに欠席した場合には原則単位の認定はしません。また、ゼミ中でもスマートホン・携帯から離れられない場合は、ゼミの参加は難しいため、教室から出てもらいます(授業参加度はゼロ評価)。また、最終回の4年生の卒論報告会への参加は、単位認定要件です。

選考方法
選考は、書類(登録希望願い)及び面接で行います。
必ず下記の期間に、メール(宛先:hr-noki@hue.ac.jp)にて面接予約を入れてください。
第1次選考期間
5月23日(火)16時〜17時、25日(木)13時〜17時00分、26日(金)12時〜14時00分
第2次選考期間
6月15日(木)13時〜15時、16日(金)12時〜14時00分
第3次選考期間
6月27日(火) 16時〜17時
※どうしても、上記の期日・時間帯では講義等の都合で予約が困難、という場合は、別途相談してください。
履修条件
「ミクロ経済学基礎」、「マクロ経済学基礎」を履修していることが望ましいでしょう。経済学的思考を身に付けたい学生、公務員試験の受験を考えている学生、を歓迎します。
オフィスアワー
木曜日、在室していれば対応可能です。