シラバス情報

科目名
演習Ⅰ (得津康義)
授業コード
41305
担当者名
得津 康義
授業題目
経済データの計量分析
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
〔目的〕
近年、社会における様々な意思決定の場面で、データを用いて客観的かつ論理的に判断をする能力が求められています。このゼミでは、そのような社会の要請に応えるためにデータ分析の基礎的能力を身につけることを目的としています。政府は政策決定の目安に経済データを分析し、企業では市場調査を行い得られたデータを分析することで意思決定が行われます。また、個人の意思決定における身近な問題として、これからみなさんが社会に出たときに自分の資産をどのように形成するかを考える必要性が挙げられます。ゼミでは、このような具体的な問題に対して、分析に必要な経済データを一般に公開されているものやフィールドワークを通じて入手し、それらをExcelを用いて分析やシミュレーションを行います。その他、これからみなさんが社会に出たときに自分の資産をどのように形成するかを考えるために金融資産(株、債券など)のデータなども扱います。そのために資産運用の一つの手法である証券投資分析の基礎について学習します。株式投資をする場合のリスクとリターンをどのように測ればよいか、リスクを軽減させるにはどのように投資をすればよいか、また、国債などの債券の適正価格はいくらなのか、個人年金にいくら払えば将来いくらもらえるか、保険の価格はどのように決まるかなどをExcelを使って計算します。

〔計画〕
3年次は、研究に必要な知識、分析・発表に必要なツール(Excel等)の習得を目標に演習を行います。

1.教科書を使い、演習テーマに関連する分野の講義、ならびにExcelの実習を行います。
2.グループに分かれて、新聞記事の報告を行ってもらいます。
3.後期の最後に各自の関心のある研究テーマを発表、および、レポートを作成し提出してもらいます。
※上記と並行して就職対策(SPIや自己アピール、心構えなど)も行います。

〔補足〕
みんなで「ゼロから」勉強しましょう。
教科書
石野雄一(2005)『道具としてのファイナンス 』日本実業出版社、ISBN: 978-4-534-03948-4、2400円
活動予定
5月上旬:懇親会
7月下旬:各グループでテーマを決定
7月下旬:就活のための勉強会(ゼミの時間以外で行います。)
9月中旬:ゼミ旅行(希望があれば、親睦のため1泊程度の旅行を実施します。)
11月下旬:就活のための勉強会(ゼミの時間以外で行います。)
12月上旬:忘年会
1月中旬:テーマ別報告会
2月中旬:就活のための勉強会
2月下旬:ゼミ合宿(希望があれば、演習2に向けて1泊2日の合宿を実施します。)
成績評価の方法
平常の受講態度、ゼミへの参加度および学年末のレポートの総合評価で判断します。

選考方法
≪第1次≫
選考方法:書類と面接により選考
日  時:11月23日(水)、11月24日(木)、11月25日(金)、11月28日(月)
場  所:研究室(3号館4階405号室)
※希望者は、研究室もしくはTeamsによる面接時間を返信メールにて知らせるので、事前に学籍番号と名前、および希望日時の候補を複数あげてys-toku@hue.ac.jpにメールで送って下さい。
≪第2次≫
選考方法:書類と面接により選考
日  時:12月8日(木)、12月9日(金)、12月12日(月)
場  所:研究室(3号館4階405号室)
※希望者は、研究室もしくはTeamsによる面接時間を返信メールにて知らせるので、事前に学籍番号と名前、および希望日時の候補を複数あげてys-toku@hue.ac.jpにメールで送って下さい。
≪第3次≫
選考方法:書類と面接により選考
日  時:12月21日(水)、12月22日(木)
場  所:研究室(3号館4階405号室)
※希望者は、研究室もしくはTeamsによる面接時間を返信メールにて知らせるので、事前に学籍番号と名前、および希望日時の候補を複数あげてys-toku@hue.ac.jpにメールで送って下さい。
履修条件
この演習を通じて自ら交友関係を広げようとする学生
ゼミ活動に積極的に参加する学生
データ分析、投資、ファイナンス、パソコンのいずれかに興味のある学生
ファイナンシャルプランナー、データアナリストを目指したい学生
仕事にデータ分析やファイナンスの知識を生かしたい学生
オフィスアワー
研究室:3号館4階405号室
毎週木曜日の13時30分〜
不在の場合があるので、事前にメールを送ってください。
メールでも受け付けます。ys-toku@hue.ac.jp