演習Ⅰ (瀬戸正則)

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瀬戸　正則

企業の存続と成長について考える

4.00単位

3年

【指導方針・ゼミの進め方】
瀬戸ゼミでは、企業におけるビジネスの現場を、多面的な視野から調査・分析し考察する姿勢を身につけることを履修目的としています。そのため、様々な見方からの解釈が可能な現実（社会現象）を明確に表現できる言葉や知識を用いながら、企業経営の現実について事例を交えた理解を深め、論理的に考察します。
具体的には、「ケース分析＋考察を深めるためのディスカッション」を重点的に進めますが、その実効性を上げるため、資料を調べ、企業の従業員をはじめとするステークホルダー（利害関係者）の行動や語りを把握し、その分析結果をもとに論理的な考察を重ねながら、研究成果に結びつけていきます。

履修者の「問題分析能力」および「論理的思考力の育成」に重点を置くため、ホットな時事問題や身近な組織の話題も、ケース分析の材料として提供します。

教員がこれまで学会や論文等で発表しているテーマについても、具体的なケースを交えながら適宜取り入れる予定です。
＊テーマの例＊
〇持続可能な経営を志向する企業における人や組織の活性化策
〇企業の存続・成長に活かす経営理念や経営ビジョンの役割・機能
〇組織の文化・風土やアイデンティティをいかに捉えるか
〇ステークホルダー・マネジメントをいかに進めるか

本ゼミでは経営学に関わる知識の習得と同時に、以下の点も重視します。
・正しい資料収集・活用の方法（ex. 文献記事検索、インターネット情報の取捨選択）を身につけること
・大学生にふさわしいプレゼンテーション能力、ディスカッション能力および文章表現能力を身につけること

教員の専門領域は、「持続可能な経営を志向する中堅・中小企業における人・組織の活性化」および「経営理念の概念定義、役割・機能、浸透促進プロセス」です。
“企業の存続と成長について考えてみたい”、“経営理念・経営ビジョンについて関心がある” 学生は、特に歓迎します。
但し、ゼミで扱う内容や履修生の卒業論文のテーマについては上記分野に限定せず、経営学に関わる分野であれば幅広く柔軟に対応します。研究対象とする経営組織も、中堅・中小企業に限定しません。

瀬戸正則著『戦略的経営理念論 −人と組織を活かす理念の浸透プロセス−』 ㈱中央経済社刊
その他、ゼミの進捗状況および受講生の理解度に応じて、演習開始後に適宜指示します。
必要に応じ、配布資料も用意します。

大学の新型コロナウイルス感染予防対策を踏まえながら、ゼミコンパ（親睦会）を開催しますが、詳細については履修生との相談のうえで決定します。
図書館文献ガイダンスを実施し、学生懸賞論文大会、全学ゼミ対抗スポーツ競技大会等のイベントにも積極的に参加します。
履修生による、情熱溢れる主体的・自立的・積極的な活動を期待します。

プレゼンテーションの内容、グループディスカッションへの参加度・貢献度、平常の出席状況と受講態度について、総合的に評価します。
但し、病気や怪我、就職活動等の正当な理由がある場合を除き、度々の欠席や報告担当日の無断欠席がある場合は、単位は認定しません。

書類選考および面接審査（10〜15分程度を予定）。面接時には「登録希望願」を漏れなく記入（特に志望動機）のうえ、必ず持参して下さい。
場所は、瀬戸研究室（3号館2階の219号室）です。　　
【重要】履修希望者は、各期限（下記参照）までにメールを送信し、面接の予約を取ってください。
＊本文中には「学籍番号、氏名、下記期間内で面接を希望する日時」を明記願います。必要事項が明記されていない場合、または正当な理由なく期限までに連絡がない場合は、選考の対象外とすることがあります。
＊メールの先着順に、面接の日時を決定します。
＊講義、業務および他の受講希望者と日時が重複した場合には希望に添えないことがあるため、第1希望に加え、第2及び第3希望の日時まで明記して下さい。
e-mail送信先 : ms-seto@hue.ac.jp（携帯電話等からも送信可能）

◇研究室自由訪問期間／第一次登録期間：11月11日(金)〜21日(月)。但し、11月18日(金)を除く。
◇第1次選考：11月22日(火)〜28日(月) 期間内の予約した日時。
　＊メール送信期限：11月21日(月)
◇第2次選考：12月8日(木)〜12日(月) 期間内の予約した日時。
　＊メール送信期限：12月7日(水)
◇第3次選考：12月20日(火)〜22日(木) 期間内の予約した日時。
　＊メール送信期限：12月19日(月)

個別に質問等がある学生は、上記のe-mailや「研究室自由訪問期間」を活用して下さい。

学ぶ意欲に溢れ、敢えて厳しい道を選ぶような情熱のある学生を歓迎します。
以下の点については、予め了承しておいてください。

＊ゼミおよびゼミ行事を最優先できる学生を求めます。（アルバイト等の私生活領域の都合を優先する学生の履修はお断りします。）
＊ゼミの仲間とのグループディスカッションやレジュメ作成・報告の機会が多くなります。これらに積極的に取り組む学生を求めます。
＊無断欠席は厳禁（常習者は、ゼミ単位を不認定とします）。
＊大学生として必要不可欠な知識、マナーおよびコミュニケーション能力を身につけてもらうため、相応の厳しさで指導および評価します。社会人になるためのトレーニングの一環と考えて下さい。
「ゼミなので、最終的には単位は取れる」、「とりあえず卒業単位は何とかしてくれる」といった甘い考えの学生は一切歓迎しないので、履修しないで下さい。また、履修開始後に、このような態度が散見され改善されない場合は、容赦なく戦力外通告（単位不認定）します！

場所：3号館2階219号室

通常のオフィスアワー【前期：火曜日2限目／後期：火曜日3限目】に加え、個別に連絡を下さった場合には、可能な範囲で随時対応します。研究室訪問に際し、メールや電話（外線：082-871-1105／内線：419）で事前連絡頂ければ確実です。