シラバス情報

科目名
演習Ⅰ ビ(丹羽啓一)
授業コード
41376
担当者名
丹羽 啓一
授業題目
QCの七つ道具とクラスタリングを用いたデータ分析の基礎
科目ナンバリング
単位数
4.00単位
配当年次
3年

授業概要・授業計画
(授業内容)
演習Ⅰでは、品質管理(Quality Control:QC)について詳しく学び、理解を深めます。具体的には、品質管理がどのような場面において扱われ、その後,発展してきたかということについて理論面ならびに応用面について学びます。それに加えてクラスター分析の手法について学び、この手法を用いたデータ分析の基礎についても学びます。また、Excelを利用した演習として、国や県、企業などが公開している統計データに品質管理の手法を適用し、その結果からどのようなことが言えるのかということを考察し、レポートにまとめます。

(達成目標)
・「品質管理とは何か」ということの理解。
・「QCの七つ道具」の内容の理解とExcelを用いた作成方法の理解。
・「QCの七つ道具」を用いたデータの分析方法の理解。
・クラスター分析 (階層的クラスタリングの手法) のアルゴリズムの理解。

(授業計画)
[前期]
・オリエンテーション     
・品質管理とは何か?(レポート作成,プレゼンテーション資料作成,発表)
・QCの七つ道具の理解1(チェックシートを用いたデータ収集と分析方法の習得、チェックシートの作成演習、Formsを用いたデータ収集の方法の習得、データの考察とレポート作成、発表)
・QCの七つ道具の理解2(ヒストグラムの内容の理解とExcelを用いたグラフの作成演習)
・クラスター分析を用いたデータ分析 (最短距離法のアルゴリズムの理解とExcelを使用したクラスター分析の適用方法の理解、分析結果の考察、レポート作成と発表)

[後期]
・オリエンテーション
・業界・企業研究
・統計データに対するQCの七つ道具の適用1(国や県が公開しているデータの分析方法の理解)
・統計データに対するQCの七つ道具の適用2(スポーツデータや特定の企業が公開しているデータなどを活用したデータの分析とその考察結果のまとめ、発表)
教科書
(教科書)
特に指定しません。

(参考文献)
角田克彦、広瀬淳、市川享司著、「QC手法I」、「QC手法II」、「QC手法III」、日科技連
角田克彦、広瀬淳、市川享司、北村隆著、「QC手法問題集I」、「QC手法問題集II」、「QC手法問題集III」、日科技連
安藤貞一監修、朝尾正、二見良治、坂元保秀著、「統計的方法の実践I-QC七つ道具編-」、共立出版
荒木勉、伊呂原隆著、「Excelで学ぶ経営科学入門シリーズⅤ 品質管理」、実教出版
木下栄蔵著、「情報処理入門シリーズ オペレーションズリサーチ」、工学図書
活動予定
希望があれば、年1回のゼミコンパ、前期1回、後期1回程度のレクリエーション(卓球、ビリヤード、バレーボール、バスケットボール、バドミントンのいずれか)を開催する予定です。   
成績評価の方法
・平常の出席状況と受講態度
・課題の提出回数
・発表ならびに質疑(特に他の受講生の発表に対する質問、意見などを重視する)の回数
以上の3項目によって総合的に評価します。

選考方法
第1次
選考方法:希望登録願の書類(志望理由)と面接  
選考日時:12月1日(木)11:30〜14:30
     12月2日(金) 10:45〜18:00
     12月5日(月) 13:00〜14:30, 16:30〜18:00
場所:研究室(3号館4階410号室)  

第2次
選考方法:希望登録願の書類(志望理由)と面接  
選考日時:12月16日(金)10:45〜18:00
     12月19日(月) 13:00〜14:30,16:30〜18:00
場所:研究室(3号館4階410号室)

選考日時に研究室まで来てください。選考日時に来ることができない場合は、事前に研究室を訪問するか、mailなどで相談してください。  
e-mail:ki-niwa@hue.ac.jp
履修条件
オフィスアワー
3号館 410研究室
月曜日3限 (13:00〜14:30)
オフィスアワーの時間帯以外でも訪問可です(授業もしくは会議で不在にしていることはあります)。
演習Ⅰの内容について質問に来て下さい。