シラバス情報

科目名
イベント論
授業コード
26013
担当者名
濱口 博行
副題
イベントは社会を元気にする
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2024年度前期
教職免許種類

授業内容
イベントは人間の日常生活にとり無くてはならない存在である。まさに社会の潤滑油であり、人間に大きな活力を与えてきた。また人類の過去を振り返るとイベントが世界の変化に大きな役割を果たしてきた事が分かる。イベントは時代とともに大きく変化、進化を遂げてきたが近年における社会変化の加速と科学技術の驚異的進歩はイベントの一層の変化と進化を促している。

本講義においては、イベント全般の基礎学習は元より、世界を変える上で大きな役割を果たした数々の重要なイベントの紹介、そして今後10年間に日本開催が予定されている国際イベントの紹介、私自身が手掛けたWCサッカー、オリンピック等のスポーツイベントと文化イベント等を講義する。イベントとSDGsとの関わりについても講義する。なお、映像視聴を多く取り入れ分かりやすい授業になるようにする。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
日常的に慣れ親しんでいるイベントの重要性とその背景をよく理解してもらう。
特に世界を変えるきっかけとなったイベントについて詳しく講義する。
又、授業を通して受講生全員がイベントが好きになるように最大限努力する。
そして将来イベントプロデューサーを目指す人材を発掘したい。

イベントが好きになれば結果は自ずとついてくる。
【身につく力】「知識・理解」「問題解決力」
授業計画
第 1 回 オリエンテーション
第 2 回 世界を変えたイベント①
第 3 回 世界を変えたイベント②
第 4 回 日本開催予定の国際イベント①<2025大阪万国博覧会、2027国際園芸博覧会(横浜) 等>, イベントの映像紹介①
第 5 回 日本開催予定の国際イベント②<世界陸上2025(東京)、2026アジア大会(名古屋)等>、イベントの映像紹介②
第 6 回 イベント歴史編①ー<エジプト、ギリシア、ローマ>、イベントの映像紹介③
第 7 回 イベント歴史編②ー<中世、近代及び日本のイベント史>、イベントの映像紹介➃
第 8 回   イベント基礎編①ー<意義、目的、構造、運営等>
第 9 回   イベント基礎編②ー<分類、イベント紹介等>
第10回 イベント実践編
第11回 外部講師による授業ー<日本のイベント業界、近年のイベントの傾向、イベント体験談>
第12回 濱口プロデュースのイベント紹介<ユニセフオールスターサッカー、WCサッカー、オリンピック、ハレー彗星プロジェクト等>
第13回 2002FIFAワールドカップ日本・韓国大会
第14回   イベントとSDGs
第15回 まとめ
関連科目
スポーツマーケティング論、スポーツ経営学、スポーツ産業論
準備学習等の指示
①「日本は、サッカーの国になれたか。電通の格闘。」の第一章「サッカーはメディア!サッカーの放つ輝きを知る」を読む。
②毎週30分の復習。
③「自ら調べ、自ら考える」を常に心がける。
④英語などの外国語学習を心がける。
⑤出身地、身の回りのイベント調査。
教科書
必要時に資料を配布
参考文献
「日本は,サッカーの国になれたか.電通の格闘.」 電通出版事業部 濱口博行著.
「イベント学のすすめ」 株式会社ぎょうせい イベント学会編.
「スポーツイベントのマーケティング」 市村出版 間宮聰夫・野川春夫編著.
「スポーツイベントで社会を元気に」社団法人日本イベント産業振興協会・JACEブレインネットワーク編集
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験の成績は70%、授業への参加度は30%の割合で評価。
実務経験と授業との関連
イベント業界志望者にとってはイベントの基礎と心構えを学ぶ絶好の機会。
備考
私語と飲食は禁止。