シラバス情報

科目名
西洋史Ⅱ
授業コード
14025
担当者名
久納 早智
副題
近代ヨーロッパ歴史事象、その背景と展開
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2024年度後期
教職免許種類
中学一種(社会)、高校一種(地理歴史)

授業内容
この科目は、教職およびその他の資格取得に資する資格関連科目の1つです。
この授業は、前期に開講する「西洋史I」の続きです。近代ヨーロッパの歴史事象を構造的に理解し、世界史的かつ関係史的に位置づけることで西洋史学の基礎的知識の習得を図ります。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
ヨーロッパ覇権下の世界経済において、ヨーロッパ諸国が封建国家から主権国家に変容を遂げ、海外植民地を獲得する一方、興隆する独占産業資本を礎に帝国主義国家に成長してゆく過程を説明できるようにします。【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第 1 回 ヨーロッパ覇権下の世界経済をめぐって:近代世界システム論
第 2 回 商業革命と価格革命
第 3 回 先進諸国家と世界経済
第 4 回 東ヨーロッパにおける農奴制
第 5 回 奴隷貿易
第 6 回 ヨーロッパ中心史観とアジア
第 7 回 海外植民地
第 8 回 重商主義と絶対王政
第 9 回 市民革命
第10回 産業革命
第11回 産業の資本主義的発展
第12回 独占資本
第13回 帝国主義
第14回 2つの世界大戦(1):第一次世界大戦
第15回 2つの世界大戦(2):第二次世界大戦
関連科目
西洋史I
準備学習等の指示
授業内容をよく復習し、授業中に出てきたキーワードは説明できるようにしましょう。また、理解が不十分な箇所については質問し、次回の講義までに理解しておくように努めましょう。
予習・復習には併せて1時間を要します。


教科書
教科書は使用しません。参考文献は適宜紹介します。
参考文献
授業時に適宜紹介します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験(論述試験。ノートのみ持ち込みを許可します):70
授業への参加度:30
実務経験と授業との関連
なし
備考
時間途中での出入り、私語、飲食は厳禁とします。
毎時間の講義内容は連続性を持っていますので、欠席したり遅刻したりしないように、また、かならずノートをとってよりよい理解に努めてください。
また、教職課程履修者は、将来は自らも教壇に立つという自覚をもって、真剣かつ積極的に取り組んでください。