シラバス情報

科目名
経営情報論
授業コード
22032
担当者名
藤谷 麻菜
副題
経営と情報の接点を考える
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2024年度前期
教職免許種類
高校一種(商業)

授業内容
情報通信技術の進展に伴い、企業や組織、ビジネス、社会は大きく変遷してきました。本講義では、情報システムは企業・社会の相互作用のもと、どのように変化してきたのかを学んでいきます。近年はIoTやAIなどが注目されていますが、そうした技術を単に導入するだけでは生産性は向上しません。情報通信技術を活用するうえで、企業や社会の中で生じている変化や課題を検討していきます。本講義では、講義内容に関するレポートを2回課し、講義内にてレポート内容についてコメントします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
企業経営で必要な資源は、ヒト・モノ・カネに加えて情報の重要性が高まっています。近年の情報通信技術の発展に伴う情報システムの変遷を確認すると共に、デジタル・トランスフォーメーション(DX)などの近年の環境変化を学びます。情報通信技術を接点として、ビジネスや社会の変化を理解し、組織・社会の課題を検討・解決する力を身につけます。
【身につく力】 「知識・理解」「論理的思考力・分析力」「情報リテラシ−」
授業計画
第1回 オリエンテーション
第2回 経営情報論とは何か①情報の特性
第3回 経営情報論とは何か②経営情報論の基礎理論
第4回 経営情報システム観の変遷
第5回 情報通信技術の進展と組織
第6回 経営情報システムの設計・開発
第7回 経営情報システムの管理
第8回 情報通信技術とイノベーション
第9回 ネット・ビジネスの進展
第10回 情報通信技術と組織コミュニケーション
第11回 ビジネス・インテリジェンス
第12回 情報通信技術と社会①情報社会の到来
第13回 情報通信技術と社会②ICTの社会的インパクト
第14回 情報システム構築と課題
第15回 これまでの振り返りとまとめ
関連科目
なし
準備学習等の指示
事前にアップロードされている講義資料に目を通してください。分からない用語などがあれば、事前に調べてください。約20分以上は予習してください。
教科書
遠山曉・村田潔・古賀広志(2021)「現代経営情報論」有斐閣。
参考文献
講義内で適宜紹介します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。 
成績評価の方法
定期試験:70%、小レポート:30%
実務経験と授業との関連
なし
備考
講義中の私語は厳禁とします。