シラバス情報

科目名
スポーツビジネス視察Ⅱ(北米)
授業コード
26045
担当者名
松永 隆、林 和夫
副題
北米スポーツビジネス/エンターテインメントの現場を視察する
科目ナンバリング
単位数
1.00単位
配当年次
1年
開講学期
2024年度前期、2024年度後期
教職免許種類

授業内容
この授業では、北米におけるスポーツ・ビジネスやスポーツ・マネジメントの現場に出掛け、体験や視察から学ぶ研修を行います。具体的には,現地でスポーツ施設等経営する企業、プロスポーツチーム,大学アスレティックデパートメント、スポーツ用品店、スポーツイベントを企画・運営する企業等を訪問し、スタジアム運営,チーム経営,大学スポーツの仕組み等を、見学や講話から学びます。さらに、スポーツ文化に関連する体験実習も実施します。
 前期の事前学習、後期に事後学習、夏季休業期間中の9月7日(土)〜9月13日(金)の1週間の渡航を計画しています。また視察研修先は、今年度は北米Los Angeles周辺(米国)で実施する予定です。

 なお,この授業の履修には別途渡航費用等が発生します。(2024年2月現在で、約46万円を予定)。金額の決定は視察先の確定・支払い、参加者全員の確定およびパスポート提出等の手続きが終了後、7月を予定しています。プログラムの詳細については,事前説明会等にて告知をします。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
【到達目標等】
①海外視察に参加し、実際にさまざまなスポーツビジネスの現場、グラスルーツスポーツの現場を体験することから、「スポーツに関わる仕事について視野を広げる」、「キャリアイメージの形成」、「訪問地の文化に触れる」等,日本では体験できないダイバーシティ(多様性)の感覚を磨くことを目標とします。
②視察研修を通じ、スポーツビジネスに携わるうえでの基礎知識の習得はもちろんのこと、英語環境に身を置き、国際的な舞台で活躍できる人材となるきっかけの場とすることで,自身の興味関心や将来のキャリア形成を考える場とすることを目標とします。
【身につく力】 
「知識・理解」,「コミュニケーション能力」,「チャレンジする力」
授業計画
#01. 事前学習(1) 研修課題及び目標の設定(04/23 火 5時限)
#02. 事前学習(2) 訪問先に関する予習・グループワーク(05/21 火 5時限)
#03. 事前学習(3) 訪問先に関するプレゼンテーション①(06/25 火 5時限)
#04. 事前学習(4) 訪問先に関するプレゼンテーション②、海外旅行安全講習等(07/16 火 5時限)

#05. 視察研修(1) スタジアム運営組織訪問・見学・講義・観戦
                            Rose Bowl stadium等視察・講義 予定
#06. 視察研修(2) 大学スポーツ組織訪問・見学・講義・観戦
        UCLA 訪問 (NCAAの実態を視察) 予定
#07. 視察研修(3) 大学スポーツ組織訪問・見学・講義・観戦
        UCLA アメリカンフットボール 大学交流公式戦 視察予定
#08. 視察研修(4) プロスポーツ組織訪問・見学・講義・観戦
        MLB公式戦 ドジャース 対 カブス 視察予定
#09. 視察研修(5) プロスポーツ組織訪問・見学・講義・観戦:
        MLS LAギャラクシー等 予定
#10. 視察研修(6) レジャー・レクリエーション施設訪問・見学・講義
                           近隣施設訪問 予定
#11. 視察研修(7) オリンピック・スタジアム、SOFIスタジアム等、著名スポーツ施設見学・講義
#12. 視察研修(8) 同上
#13. 視察研修(9)    同上
#14. 視察研修(10)視察研修成果の総まとめ・ディスカッション

#15. 事後学習(1)  視察研修成果のまとめ、報告書提出(10/1 火 5時限)

※視察研修(LA渡航)は、内容・日程・費用共に変動します。詳細は7月に決まる予定です。
関連科目
「スポーツビジネス視察Ⅰ(国内)」,「Olympic and Peace」,「Sport Culture in Sport」,「The World's Top Athletes from Japan」,「Major Sports in Japan」,「スポーツ英語」,「スポーツ文化論」,「スポーツ経営学」,「スポーツ産業論」,「スポーツマーケティング論」
準備学習等の指示
履修予定者は「Sport Culture in Sport」,「The World's Top Athletes from Japan」,「Major Sports in Japan」,「スポーツ英語」を受講することが望ましい.常に英語に触れる機会をつくるとともに,世界中で起きている出来事を常に情報収集してください.

事前に訪問する先をしっかりリサーチしてください。最低でも3時間以上のリサーチを行ってください。
教科書
必要に応じて資料等を配布します.
参考文献
スポーツの経済学 小林 至 著、PHP研究所
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
◎事前学習(訪問先の研究、課題提出及びプレゼンテーション等)・・・30%
◎現地学習(毎日の振り返り、勉強会等)・・・50%
◎事後学習(報告プレゼンテーション、報告書提出等)・・・20%
 上記内容を総合的に判断して評価します。
実務経験と授業との関連
備考
◎履修定員は30名ですが、視察先の制限等の理由で減少する可能性があります。また、履修希望者が10名に満たない場合は開講されない場合があります。これらのことを事前に了承の上で履修登録を行ってください。