シラバス情報

科目名
世界の歴史Ⅰ
授業コード
16001
担当者名
田中 泉
副題
グローバル・ヒストリー(古代〜近世)
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
1年
開講学期
2024年度前期
教職免許種類

授業内容
古代文明の誕生から、古代ギリシア世界の成立と古代帝国(ローマ、秦・漢)、中世世界(西ヨーロッパ、南アジア、東アジア)、近代ヨーロッパの曙、世界の一体化の始まりまでを、基礎的な内容を講義形式で学習します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
世界の歴史をグローバル・ヒストリーの視点から捉えることができるようになります。特に、古代から近世にかけては、諸地域世界が成立したのち、再編されてゆき、ユーラシア世界が形成され、さらに世界の一体化の始まることについて、細かい歴史事象にこだわることなく、大きな流れを認識説明することができます。
【身につく力】「知識・理解」「論理的思考力・分析力」
授業計画
第1回 古代の世界(1) 古代エジプト文明 
     古代エジプト文明にはどんな特徴があるか?
第2回 古代の世界(2) 古代ギリシア世界とヘレニズム
     古代ギリシアの民主政はどのようにして成立したか?
第3回 古代の世界(3) 古代ローマ帝国
     古代ローマの共和政はどのようにして帝政へ変化したのか?
第4回 古代の世界(4) 秦・漢帝国
     秦・漢はどのようにして中国を統一したか?
第5回 中世の世界(1) 隋・唐帝国
     中華帝国(隋・唐)とはどのようなものか?
第6回 中世の世界(2) 漢民族と北方民族 宋・元
     漢民族と北方民族の関係はどのように形成されたか?
第7回 中世の世界(3) イスラーム世界の成立
     イスラーム世界はなぜ大きく発展したか?
第8回 中世の世界(4) ヨーロッパ封建社会の成立
     ヨーロッパ封建社会における領主間の主従関係には、どんな特徴があるか?
第9回 中世の世界(5) ヨーロッパ諸点国の発展と社会の変質
     中世ヨーロッパ世界はどのように変化したか?
第10回 近代ヨーロッパの曙(1) ルネサンス
      ルネサンスとは何だったか?
第11回 近代ヨーロッパの曙(2) 宗教改革
     ルターの改革とカルヴァンの改革の共通点、相違は何か?
第12回 近代ヨーロッパの曙(3) 大航海時代 背景・ポルトガル編
      ポルトガル人はなぜアジアへ向かったか?
第13回 近代ヨーロッパの曙(4) 大航海時代 スペイン・影響編
      スペイン人による「コロンブスの交換」は何を世界にもたらしたか?
第14回 世界の一体化の始まり(1) フランスの宗教戦争と絶対王政
      フランス絶対王政は、どのようにして成立したか?
第15回 世界の一体化の始まり(2) イングランドの宗教改革とピューリタン革命
      イングランドの宗教改革は、政治と社会にどのような影響を与えたか?
関連科目
世界の歴史Ⅱを合わせて履修することを薦めます。世界の宗教、世界の思想と現代社会Ⅰ〜Ⅲなどが授業の理解のためになります。
準備学習等の指示
毎回の授業テーマについて、事前に情報を調べること(約60分)や、授業内容を自分なりに整理しテーマについてにその回答を論述し、定期試験の準備をしておく(約60分)など行ってください。
教科書
教科書は使用しません。授業資料を、事前にHUENAVIにアップするとともに、毎時間ごとに配布します。
参考文献
講義中に適宜紹介します。
定期試験の実施
定期試験を実施します。
成績評価の方法
定期試験の結果(90%) 、授業への参加度(10%)により評価します。出席回数が11回以上になった場合、1回あたり2点の加点をします
実務経験と授業との関連
なし
備考
授業中の私語・飲食は厳禁です。また、勝手なスマホ操作も禁止します。守れない人は、以後の出席を認めない場合があります。