シラバス情報

科目名
スポーツトレーニング実習
授業コード
26036
担当者名
松田 亮
副題
各種トレーニング法の習得
科目ナンバリング
単位数
1.00単位
配当年次
2年
開講学期
2024年度後期
教職免許種類

授業内容
本講義の目的は,陸上運動のパフォーマンス向上に焦点を当て,基本的なトレーニング原則と科学的アプローチを理解し,それを実践的なスキルとして身につけていくことです.
主に,学生たちは陸上運動での特定のスキルや動きに基づいたトレーニングを体験し,その過程でデータを収集してパフォーマンスを評価します.また,授業の構成として,「個人活動ではなくグループ活動」・「他者比較ではなく自己比較」がポイントとして挙げられます.なお,本講義に関する理解を深めるために,問題をWEBで配信し,学生が解答・実施できるようにします.解答の結果については,随時解説付きで確認することができます.
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
履修者は以下の点について,到達することを目標といたします.
■各種トレ−ニング方法および技術を習得し,適切なトレ−ニング指導が出来る.
■トレーニングで得られたデータを基に,自己分析が出来る.

【身につく力】「知識・理解」,「理論的思考力・分析力」,「チャレンジする力」
授業計画
第1回:ガイダンス(※メール等で集合場所を指示いたします)
第2回:陸上運動Ⅰ(短距離走➀):自己記録と世界記録との差を知る
第3回:陸上運動Ⅱ(短距離走➂):世界水準のピッチとストライドを体験する
第4回:陸上運動Ⅲ(短距離走➂):走動作における自己分析を行う
第5回:陸上運動Ⅳ(跳躍➀):世界記録を実感する,自己の走記録から目標記録を設定する
第6回:陸上運動Ⅴ(跳躍②):目標記録を達成するための課題をクリアする
第7回:陸上運動Ⅵ(跳躍➂):跳躍動作における自己分析を行う
第8回:陸上運動Ⅶ(障害➀):自己の走記録から目標記録を設定する
第9回:陸上運動Ⅷ(障害②):適切なインターバル間を探す,ハードル動作における自己分析を行う
第10回:筋力トレーニング(様々な筋力トレーニングの紹介および実践)
第11回:競技スポーツ実践Ⅰ(卓球,バドミントン)
第12回:リズムトレーニングⅠ(理論と基礎トレーニング実践)
第13回:リズムトレーニングⅡ(オリジナルトレーニングプログラムの考案)
第14回:レポート作成➀(陸上運動におけるデータ分析と振り返り)
第15回:レポート作成②(効果的なスポーツトレーニング戦略について),総括・まとめ
関連科目
スポーツトレーニング論、スポーツ生理学
準備学習等の指示
スポ−ツトレ−ニングに関係する指導書,教本に目を通しておくと興味・関心を持って受講できます.また,30分以上の予習学習をすることで理解度も高まります.
教科書
教科書は使用しませんが,必要に応じて,資料などのプリントを配布します.

参考文献
公認スポーツ指導者養成テキスト:日本スポーツ協会 
トレーニング指導者テキスト:日本トレーニング指導者協会
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
■取組区分:授業への参加度(40%),授業振り返り・自己分析(20%)
■テスト区分:レポート作成 計2回(40%)
スポーツトレーニング実習では,ルーブリックを用いて,上記に示している区分を総合的に評価いたします.詳細については,第1回目のガイダンスにて説明いたします.
実務経験と授業との関連
現在,陸上競技におけるスプリント指導およびトレーニング指導に携わっております.また,JAAF公認コーチ,スポーツリズムトレーニングディフゥーザーでの資格取得で培った知識や現場指導の経験を活かし,スポーツトレーニングの取り組み方について指導を行います.
備考
実習では,陸上競技場および体育館を使用するので,屋外屋内両方のシューズを用意してください.
また,第1回目のガイダンス開催場所は未定となっておりますので,メール等を確認し指示に従ってください.