シラバス情報

科目名
レジャー・ツーリズム演習
授業コード
26038
担当者名
松本 耕二、山田 亜沙妃
副題
地域×レジャー×ツーリズムの理論と実践を学ぶ
科目ナンバリング
単位数
2.00単位
配当年次
2年
開講学期
2024年度前期、2024年度後期
教職免許種類

授業内容
本演習では、中国・四国地域で実際に行われているスポーツやレジャー、アウトドアに関するツーリズムを調べ、自然資源を活かしたツーリズムの実施・評価を通じて実践力を高めることを目的としています。内容は事前、実施、事後の3段階に分けて行われます。事前段階では、スポーツツーリズムのトレンドやマーケット分析、プロモーション戦略などの知識を習得します。実施段階では、自然資源の魅力や地域活性化、まちづくり、リスクマネジメントなどについて四国地域(徳島県三好市を予定)でのレジャー・スポーツ実習(2泊3日)を通じて学びます。実習地は、四国地域(徳島県三好市)を予定し、レジャースポーツ体験は①ラフティング、②マウンテンバイクまたはスタンドアップパドルなどを計画しています。事後段階では、活動の報告とともに考察や改善点を議論します。
到達目標と卒業認定・学位授与の方針との関連
レジャー・ツーリズムの意義や特徴を理解し、実施・評価を通して地域経済や文化に与える影響を考察するとともに、企画立案、マネジメントに関する実践的なスキルを習得する。

【身につく力】 「斬新な発想をする力」 「問題解決力」「プレゼンテーション力」
授業計画
第1回 ガイダンス:講義の日程についてお話しします。
第2回 レジャー・ツーリズムの基本概念と意義
第3回 レジャー・ツーリズムのトレンドと市場動向(マーケティングとプロモーション)
第4回 レジャースポーツと地域振興(地域社会への経済的・社会的持続可能性)
第5回 地域のレジャー・ツーリズムの資源開発(環境への配慮)
第6回 地域のレジャー・ツーリズムの事例研究
第7回 地域のレジャー・ツーリズムの事例発表
第8回 地域のレジャー・ツーリズムの事例考察
第9回 訪問先について調べる(事前調査、課題考究)
第10回【実習※】 レジャー・ツーリズムの実施(参加者としての関わりを学ぶ−Plan/Do) 
第11回【実習※】 レジャー・ツーリズムの実施(参加者としての関わりを学ぶ−Check/Action)
第12回【実習※】 レジャー・ツーリズムの実施(訪問団体でのディスカッション)
第13回  報告書の作成(実習の評価)
第14回  実習報告会(プレゼンテーション)
第15回  レジャー・ツーリズムの将来展望(イノベーションと新たな可能性)                
※実習は2泊3日で行います(9月2週目を予定しています)
関連科目
レクリエーションスポーツ論、地域スポーツ論、スポーツ経営学、スポーツ文化論、スポーツ社会学 ほか
準備学習等の指示
毎回、次回授業の課題(テーマ等)を連絡します(30分以上が必要となります)。また日ごろからツーリズムに関する最新情報を入手しておいてください。
教科書
適宜、授業ごとにレジメ、資料を配布します。
参考文献
安村克己 他(2011):『よくわかる観光社会学』,ミネルヴァ書房
原田宗彦(2020):『スポーツ地域マネジメント』,学芸出版社
定期試験の実施
定期試験は実施しません。
成績評価の方法
授業への参加度:出席回数が2/3に満たない場合、および実習(2泊3日)への不参加は単位を認めない。その他、授業及び実習での積極性、活動報告書や報告会の内容から総合的に判断します。
実務経験と授業との関連
備考
※受講者数が5名以下の場合は開講されません。事前了承の上、登録してください。
・実習は2泊3日を予定しています。
・実習地は、四国地域(徳島県三好市)を予定しています。
・実習参加費は、6万円程度(旅費、宿泊、アクティビティ費、食費、保険費用等含)です。
・詳細は、第1回ガイダンスで周知します。

受講心得:私語厳禁、遅刻厳禁、提出物の期限厳守、ノートを必ずとる、TPOをわきまえること
        社会人としてふさわしい服装で受講すること
        講義の予習と復習を行うこと(スポーツツーリズムに関する情報収集等)
        欠席した場合は、その状況により単位を認めない場合があります
        学外での実習を課します(必須)
※本科目は、レクリエーション・インストラクター(日本レクリエーション協会)の資格関連科目です